唐沢寿明:夫婦円満の秘けつは相手への「リスペクト」

東京ミッドタウン「ミッドタウン・クリスマス 2015」イルミネーション点灯式に登場した唐沢寿明さん
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東京ミッドタウン「ミッドタウン・クリスマス 2015」イルミネーション点灯式に登場した唐沢寿明さん

 俳優の唐沢寿明さんと女優の小雪さんが12日、東京ミッドタウン(東京都港区)の「ミッドタウン・クリスマス 2015」イルミネーション点灯式に登場。2人は映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(チェリン・グラック監督、12月5日公開)で仲むつまじい夫婦を演じており、「理想の夫婦の条件」を聞かれた唐沢さんは相手への「リスペクト」を挙げ、「夫婦に限らず、友人、後輩、目上の人に対してもリスペクトがあった上でジョークが言えたりするわけで。基本はリスペクトですね」と語った。

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 映画は、第二次大戦中、リトアニア領事としてユダヤ難民にビザを発給し続け、6000人の命を救ったといわれる外交官・杉原千畝の壮絶な生涯をつづった作品。主演を務めた唐沢さんは「プレッシャーはもちろんありましたが、杉原さんの多くの命を救った決断をなんとしてもお伝えしたいと演じました」と振り返りつつ、英語を話すシーンに質問が及ぶと「全て吹き替えです」と真顔でジョークを飛ばし、会場の笑いを誘っていた。

 一方、千畝の天真らんまんな妻・幸子(ゆきこ)を演じた小雪さんは、本人の著書を何冊か読んで役作りをしたといい、「すごく明るく、どこの国に行っても、その国の言葉を勉強したり、社交界のパーティーにも参加したり、新しいことにひるまない好奇心旺盛(おうせい)な女性だったので、西洋的な目を持っているところを意識しました」と語っていた。

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