新語・流行語大賞:話題の「ラブライバー」はトップ10入り逃す

紅白歌合戦出場も決めた「ラブライブ!」の声優陣によるユニット「μ’s」
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紅白歌合戦出場も決めた「ラブライブ!」の声優陣によるユニット「μ’s」

 今年流行した言葉を決める「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表されたが、アニメやゲームが人気の「ラブライブ!」のファンを意味する「ラブライバー」はトップ10入りを逃した。「ラブライブ!」の声優陣によるユニット「μ’s(ミューズ)」が、大みそかに放送される「第66回NHK紅白歌合戦」に初出場するなど“今年の顔”として注目されているが選ばれなかった。

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 今年は「ラブライバー」のほか「ドラゲナイ」「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ」など50語がノミネートし、トップ10は「アベ政治を許さない」「安心して下さい、穿(は)いてますよ。」「一億総活躍社会」「エンブレム」「五郎丸(ポーズ)」「SEALDs」「トリプルスリー」「ドローン」「爆買い」「まいにち、修造!」だった。

 同賞は84年にスタートし、毎年12月上旬に発表。「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の読者審査員のアンケートで候補語を選出し、選考委員会がトップ10と年間大賞を選出する。今年は、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが選考委員長で、東京大学の姜尚中名誉教授、歌人の俵万智さん、女優の室井滋さん、マンガ家のやくみつるさん、クリエーティブディレクターの箭内道彦さん、「現代用語の基礎知識」の清水均編集長が選考委員を務めた。

 「ラブライブ!」は東京都千代田区の伝統校・音ノ木坂学院の統廃合の危機を救うために立ち上がった女子高生のアイドルユニット「μ’s」の活躍と成長を描いた作品。劇場版アニメがヒットしたほか、キャラクターが歌う楽曲のCDやライブイベントも人気を集めている。また、13年1月にTOKYO MXほかで放送されたテレビアニメ第1期が、16年1月からNHK・Eテレで放送されることも話題になっている。

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