解散危機が報じられている国民的人気グループ「SMAP」の中居正広さんのレギュラーのラジオ番組「中居正広のSome girl's SMAP」」(ニッポン放送)が16日、放送された。13日に報道があってから初めての放送だったが、騒動については特に語らなかった。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
中居さんはトークの中で、リスナーからの質問に答える形で今年の公約を発表。「今年は踏ん張る。踏ん張る年にしようかな。ワサワサせずにじっとこらえる。踏ん張る年にします」と意味深な発言も飛び出した。「また人の評価は全く気にならない」といい、「(同じ道を)通ってきた人に言われたら感じるんだろうね。アイドルとしてマッチ(近藤真彦)さんとかヒガシ(東山紀之)さんとか、バラエティーならタモ(リ)さんとかに言われたらあっと感じるじゃないかなと思います」とジャニーズ事務所の先輩らを引き合いに出してトークを進めていた。
今回の解散騒動は、13日にSMAPの育ての親といわれる女性マネジャーがジャニーズ事務所の子会社の取締役を辞任し、2月には同事務所を退社する予定で、これに伴ってメンバーの中居さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人が退社の意思を固め、木村拓哉さんのみが事務所に残ることを決めたと一部で報道されたことに端を発している。同日、ジャニーズ事務所はファクスで「このたび、一部報道機関により、SMAPの一部メンバーの独立問題と担当マネジャーの取締役辞任等に関する報道がなされました」とし、「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできませんので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます」と発表している。
SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している人気グループ。