自治体PRビデオを撮影中にカッパと人魚が映り込んでいたとの衝撃映像風のPR動画を宮崎県延岡市が制作し、15日から特設サイトで公開を始めた。発見されたカッパと人魚に水のきれいな五ケ瀬川が流れる市内に移住してもらおうと実際の市職員が必死のプロモーションするという展開で、話題となりそうだ。
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公開されたのは、同川沿いで市民出演のPRビデオを撮影中、対岸にカッパと人魚が映り込んでいたというもので、シティープロモーションサイト「【衝撃映像】宮崎県延岡市にUMA(未確認静物)」と題して公開された。映像は不鮮明だが、撮影班や参加した市民の驚きの表情が映し込まれている。
「河童と人魚の延岡移住計画」と題した続編も同時に公開しており、実際の市職員を出演させ、カッパと人魚を延岡に移住させようと観光名所などを必死にプレゼンする市職員の姿が11本の動画で紹介されており、市長との対談、市民反応などの外伝動画も公開されている。
同市は同県北部に位置する人口約12万7000人の市。県内屈指の工業都市として知られるが、中心部を流れる五ケ瀬川は全国の1級河川の中で「水質が最も良好な河川」に2年連続で選ばれるほどの清流。川幅100メートルを竹のスノコでせき止めてアユを取る伝統的な漁法「鮎やな」などで知られている。