アニメ1週間:「攻殻機動隊」の1/2サイズのタチコマ開発 田村ゆかりのライブ中止

「攻殻機動隊」シリーズの「タチコマ」がコミュニケーションロボットとして開発されることが発表されたイベント「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」の様子
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「攻殻機動隊」シリーズの「タチコマ」がコミュニケーションロボットとして開発されることが発表されたイベント「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」の様子

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(7~13日)は、「攻殻機動隊」シリーズに登場する「タチコマ」が、コミュニケーションロボットとして開発される話題や声優で歌手の田村ゆかりさんが、2016年冬に開催予定だったライブを中止し、ラジオ番組も終了するニュースなどが注目された。

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 9日、マンガ家の蛭子能収さんとアニメやマンガなどの専門学校「代々木アニメーション学院」がコラボして制作したアニメ「魔法おっさん少女 エビス★ちゃん」が同学院の公式サイトで公開された。同学院が提示した4コママンガのオチを蛭子さんが考え、アニメ化した企画で、蛭子さんは声優にも挑戦し、主演の少女を演じている。アニメは競艇場に現れたモンスターに魔法少女が挑む……というストーリー。

 10日、川原礫さんの人気ライトノベルが原作のアニメ「アクセル・ワールド」の新作が、劇場版「アクセル・ワールド INFINITE∞BURST(インフィニット・バースト)」として7月23日に公開されることが分かった。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国24館で公開される。劇場版は、原作者の川原さんが書き下ろした完全新作ストーリーで、テレビアニメ版を手がけた小原正和監督や脚本の吉野弘幸さん、サンライズのスタッフが再結集する。

 10日、「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の空詠大智さんのマンガ「競女!!!!!!!!(けいじょ)」がテレビアニメ化されることが明らかになった。同作は、貧乏な家庭で育った神無のぞみが、尻や胸を使って水上で戦うギャンブル競技「競女」を通じて成長する姿を描いたマンガで、13年から同誌で連載中。スポ根マンガをベースとしながら、お色気シーンも人気を集めている。

 10日、田村ゆかりさんが、2016年冬に開催予定だったライブを中止し、ラジオ番組も終了することが明らかになった。同日に田村さんの公式サイトで、16年冬に開催予定だったライブの中止、ラジオ番組「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」(文化放送)とインターネットラジオ「喫茶 黒うさぎ~秘密の小部屋~」が3月で終了することを発表した。

 11日、「攻殻機動隊」シリーズに登場する人工知能を搭載した多脚戦車「タチコマ」が、コミュニケーションロボットとして開発されることが分かった。同日、東京都内で行われた「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」のイベントで発表された。コミュニケーションロボットは、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のタチコマがモデルで、約1/2スケールとなる。発話や歩行、走行ができる。コミュニケーションロボットの実装に関する研究や技術開発への応用などが目的で、第2次試作機の完成は今年4月を予定し、5月から実装に向けた試験を開始する。

 12日、アニメ化もされた人気ライトノベル「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(俺妹)」(電撃文庫)と、選挙権年齢の18歳以上への引き下げについて総務省が展開する「18歳選挙」キャンペーンがコラボすることが分かった。表紙に「俺妹」のヒロインの高坂桐乃(こうさか・きりの)が描かれた小冊子を作成し、イベントなどで無料配布する。

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