小澤征爾:グラミー初受賞「喜びを分かち合いたい」

第58回グラミー賞で最優秀オペラ・レコーディングを受賞した小澤征爾さん Getty Images
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第58回グラミー賞で最優秀オペラ・レコーディングを受賞した小澤征爾さん Getty Images

 米ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催されている米国最大の音楽授賞式「第58回グラミー賞」で、小澤征爾さんが指揮した2013年のサイトウ・キネン・オーケストラ演奏の「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges;Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」が、クラシック部門「最優秀オペラ・レコーディング」を受賞した。

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 小澤さんは、8度目のノミネートにして今回初めてグラミー賞を受賞。過去のノミネート作品がすべて海外録音作品だったのに対し、今回受賞した作品は初の日本録音作品で、サイトウ・キネン・オーケストラとしても初ノミネートで初受賞という、ダブルでの快挙となった。

 小澤征爾さんは「この『こどもと魔法』は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラと素晴らしい歌い手たちと作った作品で、彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を作れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」と受賞の喜びを語っている。

 授賞式の模様は16日午前9時から、WOWOWプライムの番組「生中継!第58回グラミー賞授賞式」で同時通訳で生中継。字幕版は16日午後10時からWOWOWライブで放送。放送終了後、WOWOWメンバーズオンデマンドで見逃し配信も行う。また、3月20日午後7時半には字幕版をWOWOWライブでリピート放送。

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