1970~80年代にアクション女優・志穂美悦子として活躍し、現在はシンガー・ソングライターの長渕剛さんの妻で、フラワーアーティストとして活動している長渕悦子さんが16日、東京ドーム(東京都文京区)で開催中の「世界らん展日本大賞2016」で、フラワーアートのデモンストレーションを行った。
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「シンビジウム」「バンダ」「モカラ」「コチョウラン」などを使ったフラワーアートで、長渕さんは「私はらんは温室で咲くものと思っていたけど、南極や北極以外の地域でらんは生息しているとわかった。今日はらんと『寒』を組み合わせた『クールオーキッド(らん)』を作りたい」と今回の作品のコンセプトを説明。ステージに大きな氷塊が登場し、長渕さん自らチェーンソーや大きなのみなどの道具を使って花木を生ける氷の器のオブジェを作り、次々に花木を生け始めた。
さらに、デモンストレーション後半には、竹や氷像のオブジェも用意され、そこにも手早く、ダイナミックに花木を生けて作品を作り上げ、最後に花びらを散らすパフォーマンスを披露すると会場から大きな拍手が巻き起こった。でき上がった作品を前に長渕さんは「やりきりました!」と満面の笑みを浮かべていた。
「世界らん展日本大賞2016」は20の国・地域から約3000種、約10万株のらんが集まった世界最大級のらんの祭典で、同所で19日まで開催。