人気グループ「嵐」が、27日に発表された「第30回日本ゴールドディスク大賞」で、1年間にCD、音楽ビデオ、音楽配信の正味売上金額が最も多いアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門を2年連続で受賞した。嵐は4度目の受賞で、史上初、過去最多の受賞回数となった。
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また嵐は、ほかにアルバム「Japonism」で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5アルバム」の邦楽部門を受賞。「ARASHI BLAST in Hawaii」「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN」で、それぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ」の邦楽部門を受賞し、5冠となった。
嵐のメンバーは、「デビュー15周年を経て、8年振りの宮城公演や原点回帰をテーマに14枚目のオリジナルアルバム『Japonism』をリリースした2015年を、アーティスト・オブ・ザ・イヤーの受賞で締めくくることができとても光栄です」とコメント。「受賞の喜びと心からの感謝の気持ちを、いつも僕たちを応援してくださっているファンの皆さまにお伝えしたいと思います」とメッセージを寄せている。
またアイドルグループ「AKB48」が、「シングル・オブ・ザ・イヤー」を史上初の6年連続で受賞したほか、「ベスト5シングル」「ベスト5アルバム」を受賞し、7冠に輝いた。「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門は、英ロックバンド「ビートルズ」が、6年ぶり5度目の受賞で、同部門で過去最多の受賞となった。
日本ゴールドディスク大賞は、総出荷数から返品数を差し引いた客観的なCD、ビデオなどの正味売り上げ実績と有料音楽配信の売り上げ実績を選定基準とし、その年のレコード産業に大きく貢献したアーティストと作品を顕彰するもので、1987年に制定された。今回の対象期間は2015年1月1日から12月31日まで。