「きものクイーンコンテスト2016」が27日、浅草公会堂(東京都台東区)で開かれ、約6200人の応募者の中からクイーンに東京都出身の学生・松田和佳さん(19)が選ばれた。松田さんは「正直、まさか自分が受賞できるとは思ってもなかった。うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
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この日は、着物好きの祖母からもらったという黒の着物でコンテストに臨んだ松田さん。「ちょっと古典的なところが気に入ってます。着物と合わせて髪もしっかりまとめてみました」と照れ笑い。応募のきっかけは「祖母の喜ぶ顔を見たかったから」で、「この喜びを誰に一番に伝えたいですか」との質問には「一番は祖母で、次が母と家族、あとは友達に喜びを伝えたい」と笑顔で語った。
また、将来について聞かれると「今は学生なんで」と前置きした上で「芸能界はステキな世界だと思うので興味はあります」とにっこり。さらに「小学校1年から馬術をやっていて、着物も大好きなので、時代劇に興味があります」とも語った。
同コンテストは、ハクビ京都きもの学院とオスカープロモーションが共同で企画・運営している「きもの美人日本一」を決定するイベント。今年は約6200人が応募し、選ばれた541人が会場に集まり、審査を受けた。
準クイーンには葛谷まりんさん(19)と芹川有里さん(28)を選出。上運天美聖(うえうんてん・みさと)さん(20)がオスカープロモーション賞に輝き、事務所所属のチャンスを獲得した。