おそ松さん:声優陣も人気にびっくり アニメジャパンに櫻井孝宏と小野大輔が登場

「おそ松さん」のイベントに登場した櫻井孝宏さん(左)と小野大輔さん (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
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「おそ松さん」のイベントに登場した櫻井孝宏さん(左)と小野大輔さん (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 人気アニメ「おそ松さん」のイベントが27日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン)2016」で開かれ、おそ松役の櫻井孝宏さんと十四松役の小野大輔さんが登場した。イベントは午前中に配布をスタートした整理券がすぐになくなるほどの人気で、櫻井さんは同アニメがブームとなっていることについて「最初、大丈夫か? と思った。話題になるとは思っていたけど、社会現象やブームになるとは……。楽しみ方が詰まっている。女性(ファン)の力も大きかった」と驚きつつも人気を実感している様子だった。

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 小野さんは「(ファンが)いろいろな形で作品を掘り下げてくださっている。考察がすごいんです。みんなの想像力が『おそ松』を加速してくれている」とコメント。また、小野さんは十四松のせりふ「マッスル! マッスル! ハッスル! ハッスル!」「無重力スパイラル!」を生披露し、ファンを沸かせていた。

 「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿を描いている。櫻井さんや小野さん、神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じており、過激なギャグやパロディー描写などが女性アニメファンを中心に人気を集めている。

 アニメジャパンは、東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり、東京都が実質的に開催していた「東京国際アニメフェア(TAF)」と、一部のアニメ関連企業が中心となった「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」に分裂していた両イベントが、再集結して14年から開催されている。昨年は3日間で約12万人が来場した。今年は過去最高となる174の企業と団体が出展。子供向けの「ファミリーアニメフェスタ2016」も同時開催中。当日券は中学生以上が2000円で、小学生以下は無料。27日まで。

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