藤子不二雄A:ドラマ「重版出来!」で劇中マンガ描き下ろし ゆうきまさみ、のりつけ雅春も

「重版出来!」に作品を提供する藤子不二雄Aさん (C)藤子スタジオ
1 / 8
「重版出来!」に作品を提供する藤子不二雄Aさん (C)藤子スタジオ

 「忍者ハットリくん」などで知られるマンガ家の藤子不二雄Aさんが、女優の黒木華さん主演で4月からスタートする連続ドラマ「重版出来!」(TBS系、火曜午後10時)に作品を提供することが30日、明らかになった。原作者の松田奈緒子さんが手がけたネームをもとに、劇中で使用されるオリジナルマンガを制作。「機動警察パトレイバー」などのゆうきまさみさんや「アフロ田中」シリーズののりつけ雅春さんらも参加する。

あなたにオススメ

 オリジナルの劇中マンガの制作には、「とめはねっ!鈴里高校書道部」などの河合克敏さん、「BE BLUES!~青になれ~」などの田中モトユキさん、村上たかしさん、新人の白川蟻んさんも参加。主演の黒木さんは「このドラマのために、こんなぜいたくな方々に作品提供やオリジナルマンガを描いていただきありがたいです。私自身も楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せている。

 また、ゆうきさんは「楽しい経験でしたが、自分の原稿より緊張しましたね。このドラマの場合は主にマンガの現場が中心になっているんだと思いますが、たぶん原作者の松田奈緒子さんが知っている、いろんなタイプのマンガ家さんが出てくるかと思いますので、その辺にリアリティーがあるんじゃないかと思います。そこを楽しんでもらいたいと思いますね」と語っている。

 「重版出来!」は、松田さんがマンガ誌「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中の同名マンガが原作で、柔道の日本代表選手でありながらケガで挫折し、コミック誌「週刊バイブス」の新人編集者となった黒沢心(黒木さん)が、マンガを売るために編集部の仲間や営業マン、宣伝、書店員など出版にかかわる人々と共に奮闘するというストーリー。タイトルの「重版出来」は、本が売れて重版することを指す業界用語。オダギリジョーさん、坂口健太郎さん、松重豊さんらも出演する。4月12日午後10時から放送。初回は15分拡大版。

写真を見る全 8 枚

マンガ 最新記事