京まふ2016:京都のマンガ、アニメイベントが今年も9月に開催 ファミリー層の来場狙う

門川大作京都市長や水瀬いのりさんが出席した「京都国際マンガ・アニメフェア2016」の会見の様子
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門川大作京都市長や水瀬いのりさんが出席した「京都国際マンガ・アニメフェア2016」の会見の様子

 西日本最大級のマンガ・アニメイベント「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2016」が、9月17、18日に京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)などで開催されることが14日、分かった。同日、東京都内で開かれた会見で発表された。5回目となる今年は、1月にリニューアルオープンしたコンサートホールの「ロームシアター京都」(同)で9月18日に「ドラゴンクエスト5」をテーマとした交響組曲のコンサートも開催するなど同市岡崎地域との連携を強化。京都市動物園や岡崎公園(同)でファミリー向けのイベントも行い、幅広い層の来場を狙う。また、公式のコスプレエリアを新設する。

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 会見に登場した門川大作京都市長は「今年は、岡崎全体を会場ととらえて開催する。世界を視野に宇宙的規模でやっていきたい」と説明。また「6月には京都方式の民泊の指針をだして、展開していきたい。京都の“おもてなし”は安心、安全が一番で、絶対にブレてはいけない。テロ対策も大事になってくる」と語った。会見には、イベントの応援サポーターを務める声優の水瀬いのりさんも登場した。

 京まふは、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会と京都市が主催するイベントで2012年にスタート。関西の企業と首都圏企業のビジネスの連携や、関西の若手クリエイターの育成、マンガやアニメファン、外国人観光客の誘致などを目的としている。昨年は2日間で約3万7000人が来場し、今年は4万人の来場を見込んでいる。55の団体、企業が出展予定。みやこめっせ会場の入場料は各日1200円。チケットは7月下旬に発売予定。小学生以下、外国籍の人は無料。 

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