広瀬すず：「ちはやふる」イベントでまた涙　監督の言葉に感激「涙腺が崩壊している」

　女優の広瀬すずさんが8日、東京都内で行われた主演映画「ちはやふる」（小泉徳宏監督）の大ヒット御礼イベントに登場。小泉監督から「前へ進め」という花言葉があるガーベラの花束とともに「負けん気の強さを感じた。それを繰り返すことで頂点に登りつめていく人だと思った」という言葉を贈られると、感涙しながら「（その言葉を）裏切らないように前に進みたいと思います」と飛躍を誓った。

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　広瀬さんは4月に行われた同映画の「下の句」の初日舞台あいさつでも涙しており、「本当にあの日から、自分でも意味が分からないくらい涙腺が崩壊している」と苦笑いしつつ、小泉監督からの言葉に「ものすごい重みを感じました」と感謝。「この仕事を始めたばかりのころは辞めたいと思っていた」と明かしつつ、「負けず嫌いで、今こうしてお仕事をさせてもらっている。辞めないように頑張ります」と語っていた。

　「ちはやふる」は、末次由紀さんの同名マンガが原作。広瀬さん演じる主人公・千早が、転校生の綿谷新（真剣佑さん）との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの太一（野村周平さん）ら、かるた部の個性的なメンバーたちと共にかるたに情熱を燃やす姿を描いている。「上の句」「下の句」の2部作で公開中。

　広瀬さんは、本作について「大好きな作品で大好きな人たちと作れた宝物」と語り、「大きい作品に主人公として立たせてもらっていると初めて実感が持てた作品。大切にしたいと思う仲間にも出会えて、この作品でお仕事に対する気持ちが変わった」と並々ならぬ思い入れを明かした。

　続編の製作も決定しているが、広瀬さんは「1日4～5回は『ちはやふる』のことを考えています」とコメント。「ちょっと不安もあるんですが、またみんなと同じ現場で同じ空気を吸えることが何よりの楽しみ。来年には、もっともっと負けないようにレベルアップできたらいいなと思います。ぜひ、みなさんも楽しみに待っていただけたら」と笑顔でアピールしていた。