今年4月末にフジテレビを退社したフリーアナウンサーの加藤綾子さんが2日、シャープのスマートフォン「AQUOS」のCMキャラクターに起用され、東京都内で行われた新製品説明会に登場。今回が初の企業CM出演となる加藤さんは起用が決まったときの感想を聞かれ「もうびっくりしました。企業のCMは初めてだったので、その瞬間に緊張しました」と笑顔。撮影では、日常を切り取ったシーンで「自然体でいるのが大変でした」と、苦労を語った。
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CMは、「活きる力を起動する」のブランドメッセージに基づいて、ユーザーの生活シーンに合わせてスマホが話しかけてくれるAI機能「エモパー」と新しい生活をスタートさせた加藤さんが、仕事にまい進している「平日編」と、久々の休みを満喫している「休日編」という2種類のストーリー。この日は、新製品紹介、新CM披露のほか、加藤さんが撮影秘話、フリー転身への思いなどを語った。
加藤さんは「最初は緊張していたんですけれど、撮影をしていない雰囲気で、ナチュラルに、日常に近い感じを意識しました」と撮影を振り返り、「監督が、褒めてすごく伸ばしてくださった」とコメント。新スマホについては「もうパートナーという感じで、機械じゃない。独りじゃないと支えられています」と愛着を明かし、「『6月の綾子さんは輝いています』とほめられた。(褒められて伸びるのを)察してくれている」と喜んだ。
一方、フリーになって、今後の目標や挑戦したいことを聞かれると、加藤さんは「(エモパーと)一緒に旅したいです。局アナ時代には、なかなか時間が作れなかった」と語り、「サクッと急に思い立って、九州とか四国とか、国内旅行(に行きたい)。エモパーと一緒に、奇麗な景色を撮ったり。話しかけてくれるので、独りじゃない!」と、笑いながら明かしていた。CMは3日から全国で放送される。