AKB48総選挙:渡辺麻友は2位 女王奪還ならず 卒業相次ぎ「AKB48はピンチ」

AKB48の渡辺麻友さん(C)AKS
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AKB48の渡辺麻友さん(C)AKS

 アイドルグループ「AKB48」の45枚目のシングル(発売日未定)を歌う選抜メンバーを決める「第8回AKB48選抜総選挙」が18日、新潟・HARD OFF ECOスタジアム新潟で開票され、AKB48の渡辺麻友さんは2位に入り、女王の座を奪還することはできなかった。渡辺さんは「あー悔しい!今年は返り咲くぞと歩んできたので、とっても悔しいです。あの壁はすごい高いなと改めて思いました。正直言うと、AKB48はピンチだと思う。多くの先輩が卒業して、AKB48をこのまま終わりにしたくない。この先何十年も愛され続けるグループであるように、貢献していきたい」と決意を語った。

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 また「私は12歳で合格して、すべてをAKB48に捧げてきた。この先同じ景色が見続けられるとは限りません。このいまという一瞬を悔いのないように歩んでいってほしい」と後輩たちに声をかけた。

 “まゆゆ”の愛称で知られる渡辺さんは1994年生まれの22歳。埼玉県出身。2006年に12歳でAKB48のオーディションに合格、07年から活躍してきた第3期メンバーで、ドラマ出演やソロでの歌手活動も行ってきた。選抜総選挙では第1回が4位、第2回、第3回は5位、第4回は2位、第5回は3位、第6回はHKT48の指原莉乃さんを逆転して初V。初の連覇を目指した昨年の第7回は3位に終わったが、今年の速報では暫定首位に立ち、女王返り咲きを狙っていた。

 「AKB48選抜総選挙」は、シングルの選抜メンバーをファンによる投票で決定する年に1度のイベント。8回目の今年は総勢272人が参加し、上位80人を選出。上位80位内に入ったメンバー数が最も多い“第1党”には、新たな公演やファン感謝祭の開催などが約束されている。開票イベントの司会は、フリーアナウンサーの徳光和夫さんと木佐彩子さんが担当。「にゃんにゃん仮面」として出馬したAKB48の小嶋陽菜さんは16位で選抜入りし、ステージ上で卒業を発表した。

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