みつばちマーヤの大冒険:フルCG劇場版アニメの声優にはるかぜちゃんら 野沢雅子も33年ぶりにウィリー役

「みつばちマーヤの大冒険」の主人公・マーヤと春名風花さん
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「みつばちマーヤの大冒険」の主人公・マーヤと春名風花さん

 1970年代にテレビアニメが放送され、高視聴率を記録した絵本「みつばちマーヤの冒険」から生まれたCGの劇場版アニメ「みつばちマーヤの大冒険」(アレックス・ステイダーマン監督)が、9月に日本で公開されることが30日、明らかになった。日本語吹き替え版は、“はるかぜちゃん”の愛称で知られる春名風花さんが主人公・マーヤの声優を務めるほか、親友のウィリー役を33年ぶりに野沢雅子さんが担当。さらに、プロ野球・中日ドラゴンズの落合博満GMの長男で、声優の落合福嗣さんらも参加する。

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 同作は、ミツバチのマーヤが外の世界でさまざまなことを経験しながら、成長していくストーリーで、ワイデマル・ボンゼルスの児童文学「みつばちマーヤの冒険」(1912年)が原作。日本では、75年に初めてアニメ化された。その後、82年に続編「新みつばちマーヤの冒険」が制作された。世界ではヨーロッパを中心に人気を集め、2012年にはベルギーのスタジオ100が短編3DCGアニメを制作している。

 今回の劇場版は、14年にドイツなどで製作。教育係の言うことを聞かず、騒動を起こしてばかりのマーヤは、勝手に外の世界に飛び出してしまう。草原で出会ったバッタのフィリップからこの世の素晴らしさを教わり、もっと冒険したいと思うが、巣に戻されてしまう。そして女官長によって、お仕置きの牢屋に入れられてしまい……というストーリー。

 春名さんは「決まった時は跳び上がるほどうれしかったです。先輩方が演じてきたキャラクターだけに緊張もありましたが、ウィリー役の野沢さんをはじめ草原の仲間がマーヤと私を励ましてくださったので、自信をもって初フライトに飛び立つことができました。見てくれるみなさまに、マーヤの純粋な強さが伝わればいいな」とコメントしている。

 ウィリー役を野沢さん、女王付きの従者、クロウリー役を落合さんが務めるほか、フィリップ役を小林祐介さん、スズメバチのスティング役を柿原徹也さんが務める。映画は9月3日公開。

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