タレントの中川翔子さんが22日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で行われたライブエンターテインメント「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」の会見に登場。本番に向けて1週間合宿したという中川さんは、「食べても食べても、1週間で3キロやせちゃった。食べるために自分の料理スキルが上がって、あれ、女子力上がってきたじゃない、と思った」としつつ、「面倒くさくてリンスもしないで、ビシャビシャのまま、すっ裸で筋トレ始めて。おじさん度もあがりました」と苦笑。「女子力とおじさん度が、ガンガンレベル上がってます!」と自身の“レベルアップ”を報告した。
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劇中に登場するアリーナ姫の役衣装で登場した中川さんは、ドラクエの思い出について「(ドラクエは)親子の物語がテーマになっていることにやっと気づいて。父が早くに亡くなったんですが、数少ない思い出の中でも、ドラクエについて話した思い出が(ドラクエの)音楽を聞くとよみがえる。(ショーを)見せたかったな、という気持ちもある」と吐露。また、ショーについては「(舞台で)冒険してても楽しいですけど、外から見られないという、この悶絶(もんぜつ)たるや! 近くで見ててもキャラクターがガンガン来るし、引きで見たときのドラクエ感がすごい」と魅力を語り、「幽体離脱して(ショーを)見たいな、となりつつ、興奮しすぎちゃうとケガにもつながるので、冷静に、『いのちだいじに、ガンガンいこうぜ』で40公演を乗り切りたいと思います」と意気込みを語った。
銀髪の剣士・テリーの役衣装で会見に登場した風間俊介さんは、ドラクエの思い出を聞かれると「気がついたら朝日が昇ってた、ぐらいですかね。朝を確認して、『朝だな』と思ってまたやり続ける、みたいな」と笑いながら明かした。会見には中川さん、風間さん、勇者役の松浦司さん、トルネコ役の芋洗坂係長が出席した。
「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」は、1988年に発売され、社会現象になるほどのヒットを記録した第3作「ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…」のストーリーをベースにした観客参加型のライブエンターテインメント。7月22日~31日にさいたまスーパーアリーナ、8月5日~7日にマリンメッセ福岡、8月12日~14日に日本ガイシホール、8月18日~22日に大阪城ホール、8月26日~31日に横浜アリーナの全国5カ所で開催される。