今週シネマ:28、29日公開の映画「デスノート」最新作、トム・ハンクス主演「インフェルノ」…

映画「デスノート Light up the NEW world」のワンシーン (C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
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映画「デスノート Light up the NEW world」のワンシーン (C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

 今週末に公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。28日には、「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年)、「天使と悪魔」(09年)に続くダン・ブラウンさんのベストセラー小説を映画化した「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)が公開。29日には、人気マンガを基に実写化した映画「デスノート」シリーズの最新作「デスノート Light up the NEW world」(佐藤信介監督)が公開される。

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 「デスノート Light up the NEW world」は、06年公開の「デスノート」から10年後が舞台。「デスノート対策本部」のエース捜査官の三島創(東出昌大さん)、名探偵「L」の後継者・竜崎(池松壮亮さん)、キラ信奉者のサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉さん)らが、6冊のデスノートを巡って争奪戦を繰り広げる。前作に引き続き戸田恵梨香さんが「ミサミサ」こと弥海砂や、藤原竜也さん演じる前作の主人公・夜神月(やがみ・らいと)、松山ケンイチさん演じる“L”も登場する。前作の映画と地続きだが、存在しながらも未使用だった「6冊ルール」を取り入れたほか、デスノートの争奪戦に3人の天才を参戦させ、“続編”という枠組みを超えた完成度になった。ダークで美しい映像もスリリングな展開を盛り上げている。

 「インフェルノ」は、トム・ハンクスさんが演じるおなじみのラングドン教授が、詩人ダンテの叙事詩「神曲」の地獄篇(インフェルノ)を用いた謎の暗号を解きながら、世界を滅亡させようとする生物学者が立てた恐ろしい計画の謎に挑む……というストーリー。ウイルスのばらまきを阻止しようと奮闘するラングドン教授、ラングドンを捕らえようとする輩(やから)、ウイルス拡散を防ごうとするWHO(世界保健機関)の面々が三つどもえになった、追いつ追われつの目まぐるしい展開に引きつけられる。フィレンツェのベッキオ宮殿、ベネチアのドゥカーレ宮殿、イスタンブールのアヤソフィアと、ロケ地として歴史的な建築物が登場する点も注目だ。

 そのほか、29日はレニー・ゼルウィガーさんが崖っぷち女子を演じるコメディー映画の3作目「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」(シャロン・マグワイア監督)、人気アニメ「魔法つかいプリキュア!」(ABC・テレビ朝日系)の劇場版「映画 魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」(田中裕太監督)、東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN(ボイメン)」の映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」(植田尚監督)などが公開される。

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