フジテレビの西山喜久恵アナウンサーやテレビ東京の大橋未歩アナウンサーらを輩出してきた上智大学の「ミスソフィアコンテスト2016」が四谷キャンパス(東京都千代田区)で開かれ、ミスソフィアに外国語学部英語学科2年の天野一菜さん(20)が輝いた。天野さんは名前を呼ばれると、深々と頭を下げ、「本当にびっくりしていて、なんて言えばいいか分からない」と感極まった表情で心境を明かし、「自信がなかったけど、100%出し切れてよかったです」と声を震わせながら喜びを語った。
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天野さんは自身の強みを聞かれると、「自分らしさ、周りに流されないところは昔から大切にしてきたので、強みかなと思います」とにっこり。好きな異性のタイプを聞かれると、「引っ張ってくれる人とか器の大きな人がすてきだなと思います」と明かした。天野さんは最終審査ではトップバッターで登場し、フラメンコを披露して会場を沸かせていた。
また、将来について、「アナウンサーは今のところ考えていなくて、英語学科で学んでいることを生かせる仕事に就きたい。興味があるのは、広告系かデベロッパー系。他にも興味のある業界はたくさんあります」と明かしていた。
最終審査には、約半年間にわたってさまざまな活動をしてきた5人の候補者が登場し、手作りのブーケを手にしながらウエディングドレス姿を披露。また、ピアノやバイオリンの演奏、ダンスや歌舞伎、フラメンコなど、それぞれが特技を披露して個性をアピールした。
準ミスソフィアに選ばれた文学部国文学科2年の田中陽南さん(20)は、発表された瞬間に両手で顔を覆い、涙で声を詰まらせながら「4人のすてきなところも知っていたので自信なかったけど、半年間頑張ってきてよかったです」と喜びを語った。将来については「幼い頃からアナウンサーになりたいと思っていたので、アナウンサーになりたい。そのために出たわけではないけど、その一歩になれば」と語っていた。