ピン芸人日本一を決めるコンテスト「R-1ぐらんぷり2017」(関西テレビ・フジテレビ系)の開催発表記者会見が15日、東京都内で行われ、前回王者のハリウッドザコシショウさんが出席。「優勝した瞬間から(仕事量が)変わった」と振り返り、「10年ぐらい働いた感じ。新ネタを考える時間もないぐらいで、うれしかった」と満面の笑みを見せた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「R-1ぐらんぷり」は、優勝賞金500万円を懸けて、プロアマ問わず一人話芸の面白さ日本一を競おうと2002年にスタートし、今回で15回目。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、あべこうじさんらが優勝。07年と08年は、なだぎ武さんが大会初の連覇を達成した。前回は、過去最多の3786人がエントリーし、ハリウッドザコシショウさんが優勝した。
ハリウッドザコシショウさんは「チャンピオンになる前はスケジュールが真っ白というか透明でした。今は真っ黒というより真っ赤。24年やっているけれど、仕事で(スケジュールが)埋まっているのは初めて」と明かし、今大会の出場については「仕事があるので、出場しない予定。仕事がなくなったらまた出ます」と話した。優勝賞金500万円については「忙しすぎて、使っていない」と報告。また新ネタとして「誇張しすぎた『PPAP』」も披露した。
15日の会見には、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉さんの一番弟子という“風船芸人”こと松下笑一さん、2度決勝進出を果たしているゆりやんレトリィバァさん、アキラ100%さん、石井てる美さん、エハラマサヒロさん、サンシャイン池崎さん、ヒューマン中村さん、マツモトクラブさん、もりやすバンバンビガロさん、ルシファー吉岡さん、お笑いコンビ「天竺鼠」の川原克己さんも出席した。
予選は北海道、東京、静岡、名古屋、大阪、福岡、沖縄の7都市で、12月27日からスタート。エントリーは12月25日まで受け付ける。来春の決勝戦の模様は関西テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送される予定。