ひるね姫:高木渉が出演 神山監督は「『真田丸』の勢いいただけた」

劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」に出演する高木渉さん(左)と高木さんが演じる佐渡(C)2017 ひるね姫製作委員会
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劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」に出演する高木渉さん(左)と高木さんが演じる佐渡(C)2017 ひるね姫製作委員会

 NHK大河ドラマ「真田丸」に出演したことも話題になった声優の高木渉さんが、「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などで知られる神山健治監督が手がける劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(2017年3月18日公開)に出演することが4日、分かった。高木さんは、主人公・森川ココネの父・モモタローの悪友・佐渡(さわたり)を演じ、岡山弁にも挑戦する。高木さんが神山監督の作品に出演するのは初めて。

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 高木さんは「アフレコをとても楽しみにしておりました。森川モモタローの幼なじみであり、悪友の佐渡ということで、薙田役の前野朋哉さんと共に赤ン坊のころから(主人公の)ココネのことを知っている近所のオジサンという気持ちで、親しみを込めて演じさせていただきました」とコメント。「僕がしゃべる岡山弁も楽しみにしてください」とアピールしている。

 神山監督は、高木さんの起用理由を「佐渡役の男性声優を声でオーディションさせていただいていたら、とてもよい声だなと思って耳を留めたのが高木さんでした。『真田丸』での勢いをいただけたのかなと思っています」と説明している。

 「ひるね姫」は、2020年の岡山県倉敷市を舞台に、父親と暮らす女子高生・森川ココネの家族の絆などが描かれる。ココネの父・モモタローが逮捕されてしまい、居眠りばかりしてしまうココネの不思議な夢が、その謎を解くカギとなる。「猫の恩返し」の森川聡子さんがキャラクター原案、「ベイマックス」のコヤマシゲトさんがロボットに変形するサイドカー・ハーツのデザイン原案を担当する。高畑充希さんがココネの声優を務めるほか、江口洋介さん、満島真之介さん、釘宮理恵さんらが出演する。

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