「ゴッホより、普通に、ラッセンが好き~」というシュールな芸風でブレークしたお笑いタレントの永野さんが21日、東京都内で行われた劇場版アニメ「ポッピンQ」(宮原直樹監督、23日公開)の公開直前イベントに、宣伝隊長として登場。サンタクロースの格好で登場すると、勢いよく衣装を脱ぎ捨て、ネタを披露。永野さんが「ポッピ~ン?」と映画のタイトルを叫ぶと、観客もノリノリで「ポッピ~ン!」と返して会場は盛り上がった。永野さんは「本当にいい言葉ですね。最高! 向こう5年は(このネタを)やります」と宣言して、宮原監督を喜ばせた。
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イベントでは、宣伝隊長の永野さんが「命懸けで作りました!」と同映画に捧げる曲と青春をテーマにした新ネタの2本を披露。「ここ5年は、ポッピン以外の映画は見ません。確定申告の職業欄にもポッピンウオッチャーと書きます」と同作への愛を語った。「青春とダンスが詰まった映画、もう、言葉はいりません!」と「ポッピ~ン」の客席との掛け合いを連発して、アイドル気分を満喫していた。
「ポッピンQ」は、東映アニメーションの60周年を記念した作品で、「プリキュア」シリーズのダンス映像を手がけてきた宮原監督が長編アニメに初挑戦。人気ライトノベル「キノの旅」シリーズ(KADOKAWA)などで知られるイラストレーターの黒星紅白(くろぼし・こうはく)さんがキャラクター原案を手がけた。不思議な絆で結びついた少女たちが、“時の谷”に住むダンスが生業(なりわい)の生命体「ポッピン族」と出会い、世界の危機を救うという使命を帯びることになる……という少女たちの成長を描く物語。23日に全国で公開。