市川海老蔵:木村拓哉と東京駅で“ばったり” ハイテンショントークで会場沸かす

映画「無限の住人」の初日舞台あいさつに登場した市川海老蔵さん
1 / 1
映画「無限の住人」の初日舞台あいさつに登場した市川海老蔵さん

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが29日、東京都内で行われた木村拓哉さん主演の映画「無限の住人」(三池崇史監督)の初日舞台あいさつに登場。海老蔵さんは先日、東京駅で偶然、木村さんと会ったことから初日の登壇が決まったといい、「タクシーで降りて、『おい海老蔵』って呼ばれて、また変な人にからまれちゃったんだって思って振り向いたら木村拓哉だったという。とても不思議な光景でした」とオファー時の様子を明かした。

ウナギノボリ

 また海老蔵さんが、今作のプロモーションに参加するのは今回が初めてで、「僕は本当はここにいるはずじゃなかった。先輩(木村さん)に会っちゃって、ここに来るような流れになった」といい、「そして本日このように皆さまの前であいさつできることも、木村拓哉という大スターの魅力が引き寄せた力だと思います」と木村さんを持ち上げた。その後も撮影秘話などをテンション高めに語ると、しまいには「なんで俺、こんなしゃべらないといけないの? 聞いてないよ!」と不満を訴え、会場を沸かせていた。

 「無限の住人」は沙村広明さんが1993年12月~2012年9月に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載し、コミックス全30巻で累計発行部数750万部を突破した人気マンガ。08年にはテレビアニメ化もされた。謎の剣客集団「逸刀流」に両親を殺された少女・凜(杉咲花さん)が敵討ちを決意し、伝説の人斬りで不死身の男・万次(木村さん)に用心棒を依頼。亡き妹に似ている凜を見て、万次はしぶしぶ依頼を受ける……というストーリー。海老蔵さんは閑馬永空を演じている。

 舞台あいさつにはヒロインの少女・凜役の杉咲さん、逸刀流の統主・天津影久役の福士蒼汰さん、乙橘槇絵役の戸田恵梨香さん、尸良役の市原隼人さん、凶戴斗役の満島真之介さんが登場した。

映画 最新記事