松井玲奈:感情に“ふたした”役に「日々つらかった」

映画「めがみさま」完成披露試写会に登場した松井玲奈さん
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映画「めがみさま」完成披露試写会に登場した松井玲奈さん

 元「SKE48」で女優の松井玲奈さんとモデルで女優の新川優愛さんが8日、東京都内で行われたダブル主演映画「めがみさま」(宮岡太郎監督、6月10日公開)の完成披露試写会に出席。松井さんは「会社にも家にも居場所がなく、感情にふたをしている女の子」と自身の役を説明し、「撮影期間中、その子の精神状態を考えながら演じていたので、日々つらかったな」と振り返った。

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 一方、自分の思うままに生きるセラピストのラブを演じた新川さんは「まあ、割と“飛んでいる”役でして、怒鳴ったりもしましたし、人を守ってあげるようなところもありました」と苦笑交じりに振り返りつつ、「振り幅が難しいと思うところもありましたが、楽しかったです」と笑顔を見せていた。

 映画は、行き場をなくし人生に絶望した女性と、そんな環境を克服した女性との奇妙な出会いを描く物語。職場でのいじめや母・市絵(筒井真理子さん)からの過干渉で人生に絶望していた田舎の医療事務員の佐倉理華(松井さん)は、セラピストのラブ(新川さん)と知り合う。自分と同じ環境を克服したラブの言葉に感銘を受けた理華は、ラブのセミナーを手伝い始めるが、ある事件をきっかけに2人の関係に不協和音が生じ始める……という展開。

 この日は、松井さんと新川さんのほか、筒井さん、廣瀬智紀さん、梅舟惟永(うめふね・ありえい)さんも出席。イベントでは、映画内容にちなみ、出演者が観客の悩みに答える「お悩み解決!?セラピー」も行われた。

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