お笑いトリオ「パンサー」が19日、東北を舞台にしたサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2017」の記者発表会に、同イベントを応援する「ツール・ド・東北 フレンズ」として出席。宮城県東松島市出身の尾形貴弘さんは「震災で家は全部流され、父は津波にのみ込まれた。いろいろ大変だったんですが、(県外の人に)助けていただいたので、その恩返しをしたい!」と意気込んだ。
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尾形さんは実は2年前の同イベントにも出場予定だったが、扁桃(へんとう)腺が腫れ、高熱のため当日に不参加となり、メンバーの菅良太郎さんが代役として参加。メンバーの向井慧さんから当時の“ドタキャン”をに暴露されると、「いや、大変だったんだよ!」と大慌て。「今回は大丈夫。体調管理もバッチリ。きちんと走らせていただきます。メンタルとフィジカルで、東松島を盛り上げます。サンキュー!」と絶叫していた。
「ツール・ド・東北」は、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年から開かれているサイクリングイベント。5回目となる今年は、新コース「奥松島グループライド&ハイキング」が加わった縁で、東松島市の復興大使を務める尾形さんのいるパンサーが「ツール・ド・東北 フレンズ」の一員に選ばれた。
発表会には、「ツール・ド・東北」広報大使を務めるモデルの道端カレンさんと、東北応援大使の元Jリーガーでサッカー解説者の中西哲生さんも出席。英ファッションブランド「ポール・スミス」とのコラボレーションでデザインされたオフィシャル・チャリティー・サイクルジャージもお披露目された。