マンガ家の西原理恵子さんが毎日新聞で連載中の人気マンガ「毎日かあさん」が、6月26日付の同紙をもって16年にわたる連載を終了することが22日、明らかになった。同作は通算723回での終了となる。西原さんは、連載開始時に4歳だった息子が今春、大学に入学し、娘が16歳になったことで「このあたりで『卒母(そつはは)』して、新しいマンガを始めたい」と決意を固めたという。なお、西原さんは10月から毎日新聞で「毎日かあさん」と同様、週1回の新連載(タイトル未定)を開始する。
「毎日かあさん」は、西原さんの実体験を基に、2人の子供との日常生活や絆を描いたマンガで、2002年から毎日新聞の日曜朝刊で連載している。コミックスの発行部数はシリーズ累計で230万部を突破しており、09年にアニメ化、11年には実写映画化もされ、主演の小泉今日子さんが元夫の永瀬正敏さんと夫婦役で共演したことも話題になった。
西原さんは連載終了の理由について「お母さんが終わったからです。下の子も16歳になって、『あっ、お母さん終わった』って気が付いた。経済的な支援とかはまだ必要ですけど、それ以外はもう要らないな、と。子育て終わり、お母さん卒業、各自解散(笑い)」と説明。「すごいさみしいけれど、もう子どもに干渉しちゃいけないんだろう。私も後は自分の好きな人生を送らせてもらいます。だから『毎日かあさん』も終わり」と話している。
また、これまでの読者の反響を振り返って「私のだらしなくて、いいかげんな子育てを、『いいよね』って言ってくれた。みんなで慰め合ったという感じ(笑い)。今までは子育ては聖域だったんです。その像をちょっと私が崩したら、たくさんの女性たちが『そうだよね』って。それが先輩女性からも来たのがうれしかったです」とコメント。読者に向けては「汚い絵とヘタな文字で、特にご高齢の読者の、老眼の方、本当にすみませんでした。長いこと描いているんで、絵も字も上手になると思っていたら、なりませんでした。そこらへんすいません」「でも16年、幸せでした。みなさんで(連載を)守ってくださって、本当にうれしかったです」とメッセージを送っている。
さらに、新連載については「『卒母』した同じ女性の悩みや第二の人生を描きたい。女性にとって一番楽しい時期なんです。年いったおばさんたちの柔軟な人生を描ければ」と話している。
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