2016年に15年ぶりの再集結を果たし、今年メジャーデビュー25周年を迎える人気ロックバンド「THE YELLOW MONKEY」(通称:イエモン)が、25周年アニバーサリーベスト「THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST」(日本コロムビア)をデビュー日の21日に発売した。
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今作は、ファン投票で収録曲を選んだ13年発売のアルバム「イエモン-FAN’S BEST SELECTION-」のアンサーアルバムとして、ラインアップも曲順もそのままに再レコーディングした全曲新録のベスト盤。序盤の「パール」「太陽が燃えている」をはじめ、「BURN」「SPARK」「楽園」「JAM」、そしてラストを飾る「バラ色の日々」まで、数々のヒットシングルが並ぶ。一発録り、ワンテイクの手法を多用して「ほぼバンドの音だけで勝負した」といい、ライブハウスのような距離の近い臨場感と、ギミックやエフェクトをそぎ落とした“むき出しのロック”を堪能できる仕上がりだ。バンドが持つやんちゃ感と成熟味が絶妙なバランスで混ざり合ったサウンドの響きが実に心地いい。さらに、歌詞の世界観やメロディーが醸すそこはかとない哀愁、刹那(せつな)感もまたイエモンの魅力である、と再認識できる作品に仕上がっている。
アルバム「THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST」は全16曲入りで、全2形態(ファンクラブ限定盤を除く)。新曲「ロザーナ」を収録した「2017 LIMITED SPECIAL SINGLE CD」の特典付き(特典の有無は各店舗まで要問い合わせ)CDは2500円(税抜き)、初回生産限定2枚組みアナログ盤は、MP3ダウンロードカード付きで3800円(税抜き)。
THE YELLOW MONKEYは、01年の活動休止前の最後にライブを行った会場、東京ドーム(東京都文京区)で、12月9、10の2日間公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017」を開催予定。(水白京/フリーライター)