ロックバンド「レベッカ」が25日、東京都内で行われた映画「劇場版『REBECCA LIVE’85 Maybe Tomorrow Complete』」の舞台あいさつに登場した。NOKKOさんは「再結成ツアーは、一昨年からやっているけど、新しい曲を引っさげていきます」と今年7~8月にかけて行う「レベッカ ライブツアー2017」の中で新曲を披露することを明かした。同バンドの新曲は2000年に発売した「神様と仲なおり」以来、17年ぶり。新曲のリリースなどは未定だという。
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舞台あいさつは「劇場版『REBECCA LIVE’85 Maybe Tomorrow Complete』一夜限りのプレミア上映会」と題して行われ、キーボードの土橋安騎夫さん、ベースの高橋教之さんも出席。ドラムの小田原豊さんはスケジュールの都合で欠席だった。同グループが映画の舞台あいさつに登場するのは初めて。イベント開始の前には関係者から「ライブのように盛り上がってください」とアナウンスされ、客席からライブさながらの拍手やメンバーの名前を呼ぶ声が上がる中、ボーカルのNOKKOさんらが客席に手を振りながらステージに登った。
トークセッションでは、1985年に発売したヒット曲「フレンズ」の制作当時について、NOKKOさんが「今でも鮮明に覚えています」と話すと、土橋さんも「あの当時は携帯電話なんて無かったから、家の電話で『ピアノの音聞こえる?』と、曲と(歌詞を)同時に作っていた」と明かした。
さらに、NOKKOさんは先日、石井竜也さんと会ったと明かし、同年に発表した「Maybe Tomorrow」の制作について「あの当時、忙しくなってきてソニーのロビーで詩を書いていたら、後ろでカールスモーキー石井さんたちがうるさくて、『うるさい!って怒られた』って(石井さんが)お話ししてました。私は全然覚えていないのですが、切羽詰まっていたエピソードですね」と笑顔で語っていた。
映画は、1985年12月25日に東京・渋谷公会堂で行われたライブ「REBECCA WORLD CONCERT TOUR ~Maybe Tomorrow」の映像をノーカットで編集したもので、一夜限りでの上映となる。
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