昨年7月7日に肺炎のため亡くなったタレントの永六輔さんの一周忌イベント「夢であいましょう~永六輔さんのうわさ話」が8日、東京都内で行われ、歌手のさだまさしさん、黒柳徹子さんらが出演した。イベント後に会見したさださんは「永さんは子供の頃から憧れの人。カテゴリーにくくれない人ですね。永六輔というジャンルがあった。奥行きのある方だったんだと思う。恩師でした」と改めて、思いを語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
イベントには、永さんと親交があった黒柳さんやピーコさん、次女でフリーアナウンサーの永麻理さんらも出演し、司会はTBSの外山恵理アナウンサーが務めた。黒柳さんが、永さんが作った詩を朗読したり、さださんやピーコさんが永さん作詞のヒット曲を歌うなどし、イベントの最後には出演者全員で「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」を歌った。
イベント後の会見には、麻理さんと、永さんの孫の永拓実さんも出席。麻理さんは一周忌を迎えたことについて「早かったですね。(永さんは)死んでないなって思うんです。生きてたときより(そばに)いてくれるって感じ。今日も確実にいました」と語った。また、イベント後の黒柳さんの様子について「『こういうイベントができてよかった』って言ってました」と明かしたさださんは、自身が涙を見せていたことについて聞かれると「ピーコさんが(歌いながら)泣き出して、ついつい、うるうるしちゃいました」と振り返った。