コミケ92:炎天下でも“デカごつ”コスプレ 戦士は「暑くなんてない!」

「コミックマーケット92」に登場した「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーナイトのコスプレーヤー
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「コミックマーケット92」に登場した「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーナイトのコスプレーヤー

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で13日まで開催された国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)92」。コミケのコスプレといえば、露出度が高いものが注目されることが多いが、仮面ライダーなどの特撮ヒーローや、巨大な甲冑(かっちゅう)、武器といった、“デカくてごつい”コスプレも見どころの一つだ。

 今回も、強い日差しや熱気の中、「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーナイトや、「Fate」シリーズの山の翁、「鎧伝サムライトルーパー」の輝煌帝(きこうてい)烈火など、大がかりな装備を身につけたコスプレーヤーが自慢の衣装を披露。中には制作に2、3カ月かかったという力作もあった。

 夏場の炎天下の中、気になるのは暑さ対策だが、重い甲冑などを身につけているコスプレーヤーたちは、冷却ジェルシートを貼ったりしてしのいでいるようだ。そんな中、甲胄に身を包みながら「暑くなんてない!」と言い切る猛者(もさ)もいたが、くれぐれも熱中症には気をつけていただきたいところだ。

 コミケは、1975年に始まったマンガやアニメ、小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。コスプレは近年“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めたり、撮影が可能なエリアを拡大するなどルールが変更された。2020年開催の東京五輪に向けて、東京ビッグサイトが拡張工事中のため、今回のコミケは西地区の屋外展示場が使用できなかった。

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