山田涼介:西田敏行の言葉に思わず涙 「心の中、全部読まれているよう…」

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」初日舞台あいさつで山田涼介さんへの手紙を読み上げる西田敏行さん
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映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」初日舞台あいさつで山田涼介さんへの手紙を読み上げる西田敏行さん

 アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんが23日、東京都内で行われた主演映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(廣木隆一監督)の初日舞台あいさつに登場。共演の西田敏行さんから、温かな言葉が詰まった手紙をサプライズで読み上げられると、山田さんはこらえきれずに涙を流した。

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 西田さんは「アイドルとしての自分、役者としての自分がいて、周りから色眼鏡で見られることもあったかと思う」「年齢、芸歴に関係なく、同じ土俵に立っている」と山田さんの俳優としての実力を認めるとともに、「もっともっと俳優として大きくなることを願っています。大丈夫。あなたの未来は明るいと確信しています」とエール。山田さんは「なんでこんなに……、分かるんだろう……。心の中、全部読まれているようで、グッときました」と涙で言葉に詰まりながらも心境を明かした。

 映画は、東野圭吾さんの同名小説が原作。養護施設育ちの少年たちが、かつて街の人たちが悩み相談をすることで知られた「ナミヤ雑貨店」に忍び込み、過去からの悩み相談の手紙に返事を書きながら、雑貨店の秘密や、相談者と自分たちの共通点に気付いていく物語。

 2012年のある夜、矢口敦也(山田さん)、小林翔太(村上虹郎さん)、麻生幸平(寛一郎さん)の3人は悪事を働き、以前は人々の悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」に忍び込み、一夜を明かそうとする。そこで店の郵便受けが32年前の1980年とつながっていることに気付いた敦也らは、店主(西田さん)に代わって過去から届いた悩み相談の手紙に返事を書くことにする……というストーリー。

 舞台あいさつには村上さん、寛一郎さん、成海璃子さん、門脇麦さんも出席した。

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