世界3大ビューティーコンテストの一つ「2018ミス・インターナショナル」の日本代表選出大会が30日、東京都内で開催され、神戸市出身で東京大学工学部物理工学科3年の杉本雛乃(すぎもと・ひなの)さん(20)が日本代表に選ばれた。杉本さんは身長168センチ、バスト78センチ、ウエスト63センチ、ヒップ85センチのスタイルで、特別賞の「パーフェクトボディ賞」にも選ばれた。
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杉本さんは「私のいろいろな葛藤だったり、大変だったことを常に見守ってくれた友人や、私のことを第一に考えて支えてくれた両親には頭が上がりません。まだ未熟な面もあり、たくさんの方にサポートしていただくと思いますが、感謝をしながら、来年の世界大会では、誰よりも輝けるように見守ってください」と笑顔で語った。
日本代表選出大会には、書類審査と予選会などを経て選ばれた32人が参加し、着物、水着、ドレス、スピーチ審査を受けた。準ミスには、東京都出身で大学生の森井(もりい)ステファニー彩(あや)さん(21)、神奈川県出身で地方公務員の齋藤(さいとう)コスモさん(25)、埼玉県出身でバレエ留学コーディネーターの高橋(たかはし)かなさん(23)、東京都出身で大学生の藤田絵梨(ふじた・えり)さん(22)の4人が選出された。
審査員はファッションデザイナーのコシノジュンコさん、社交家のデヴィ・スカルノさん、「2016ミス・インターナショナル」フィリピン代表のカイリー・バーゾサさんらが務めた。「2017ミス・インターナショナル」日本代表で今年の世界大会に出場する筒井菜月さんも応援に駆け付けた。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテストで、1960年に誕生した。2012年に吉松育美さんが世界大会で優勝し、日本人初のミス・インターナショナルに輝いている。筒井さんが出場する世界大会は、11月14日に東京ドームシティホール(東京都文京区)で開催。杉本さんは18年に開催予定の世界大会に出場する。