俳優の堺雅人さんが6日、名古屋市内で行われた主演映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(山崎貴監督、9日公開)の舞台あいさつに山崎監督とともに登場した。堺さんが山崎監督の作品に出演するのは初めてで、山崎監督に「初めて知ったんですけど、堺さんは長ぜりふが苦手!」と言われると、堺さんは「ハハハ!」と大笑いし、「思い出しただけで、悪夢に近い……」と撮影を振り返った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
山崎監督は「(堺さんは)早口の長ぜりふが本当に上手なんですけど、1回だけ、現場で(長い)せりふを変えたことがあって、そうしたら(堺さんが)ものすごく青い顔をして『なんで変えるんですか!』って(言った)。(せりふにある)18分を19分に変えただけなんですけど。急に真顔になって……」と暴露。続けて「『僕はリズムで覚えているので、ちょっと変わるだけで全然ダメになっちゃうんです』って言われました」と明かした。
そのシーンが、貸し切り電車の運行に合わせた場面で、かつト書きに「早口で」と書かれていたといい、堺さんは「ト書きに早口でって書いてある。役者にとってこれほどのプレッシャーはない。1回NGを出してしまったら、(次に電車が来るまで)1時間近く待たなきゃいけないんです。そのプレッシャーもある中、長ぜりふで、早口って書いてあって、直前にせりふが変わるっていう……。思い出しただけで、悪夢に近い……」とこりごりな様子。山崎監督が「(堺さんは)長ぜりふを得意にされている方だと思って、やや接待の気持ちも込めて長せりふを入れたのに……」と告白すると、「そういうことだったんですか!」と驚いていた。
映画は、「月刊まんがタウン」(双葉社)で連載中の西岸良平さんのマンガ「鎌倉ものがたり」が原作。霊や妖怪、神様が住む古都・鎌倉が舞台で、ミステリー作家の一色正和(堺さん)の元に嫁いだ亜紀子(高畑充希さん)が、ある日黄泉(よみ)の国に連れ去られてしまい、正和は亜紀子を取り戻すため黄泉の国に向かう……というストーリー。主題歌を宇多田ヒカルさんが担当する。
通算31作目となる「ゴジラ」の新作映画が製作されることが11月1日、明らかになった。同日、日本テレビ系で放送された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)の放送後に発表されたもので、監督…
俳優の松重豊さんが、主演の人気ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)を監督・脚本も務めて映画化する「劇映画 孤独のグルメ」(2025年1月10日公開)の主題歌を、ロックバンド「ザ…
10月28日に発表された25~27日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田風太郎さんのファンタジー小説を俳優の役所広司さん主演で映画化した「八犬伝」(曽利文彦監…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが10月29日…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが歌う劇中歌「ビヨ…