今年3月に歌手デビュー20周年を迎えた女優の松たか子さんが、前作「Time for music」以来、約8年ぶりのオリジナルアルバム「明日はどこから」(ソニーミュージック)を6日にリリースした。
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本人が出演したTBS系連続ドラマ「カルテット」の主題歌で、共演キャストの満島ひかりさん、高橋一生さん、松田龍平さんとの劇中ユニット「Doughnuts Hole(ドーナツ・ホール)」による楽曲「おとなの掟」のほか、NHK連続テレビ小説「わろてんか」の主題歌でアルバムと同タイトルの「明日はどこから」、長澤まさみさんと高橋一生さんが共演する映画「嘘を愛する女」(2018年1月20日公開)の主題歌「つなぐもの」など、話題曲を多数収録。
「明日はどこから」は、朝ドラで描かれる笑いという芸事の厳しさ、その過程にある涙を裏テーマに自ら作詞・作曲を手がけた。「つなぐもの」は、ドラマ「カルテット」の脚本家で1997年の松さんのデビュー曲「明日、春が来たら」の作詞者、坂元裕二さんが作詞を、本人が作曲を担当。椎名林檎さん作詞・作曲の「おとなの掟」に加え、細野晴臣さんの楽曲「三時の子守唄」のカバー、大貫妙子さん作詞・作曲の「空とぶペンギン」など、多彩なアーティストからの楽曲提供も実現した。
時が過ぎゆく中で離れ離れになった男女が再び出会い、今日が明日につながっていく……といった世界観を歌う多くの楽曲の歌詞。20年という音楽活動の節目や歳月の流れ、といったテーマ性を感じさせる。半面、包み込まれるような柔らかな歌声と、一音一音、丁寧に紡ぎ出される楽器のアンサンブルには、時代を問わない豊かさがあり、安らぎを覚える上質な作品に仕上がっている。
アルバム「明日はどこから」は、ドラマ「カルテット」の松さんの役名・巻真紀に由来するMaki Maki名義(ソロバージョン)のボーナストラック「おとなの掟」を含む全11曲入りで、3240円。(水白京/フリーライター)
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