ジョジョの奇妙な冒険:18年夏に国立新美術館で展覧会 荒木飛呂彦「JOJOの集大成を」

展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」のロゴ=集英社提供
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展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」のロゴ=集英社提供

 荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの誕生30周年を記念し、2018年夏に東京・六本木の国立新美術館で展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が開催されることが15日、明らかになった。同館でマンガ家が個展を開催するのは、手塚治虫以来、28年ぶり2人目。

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 荒木さんは、展覧会に向けて直筆メッセージを寄せており、「大変名誉ある場所でJOJO30周年の集大成を皆さまの前にご披露させていただけることは、本当に光栄であります。また同時に緊張も感じております。JOJOが目指して描くものはこの世のあらゆる現象、そして善と悪の闘いを通しての『精神の成長』であります。今回の原画展では、そのキャラクターたちと守り神たちが、同じ時刻、同じ場所に会するイメージ。ーーそして新作画の執筆も複数枚、計画しております。皆さま、よろしければ来夏を楽しみにお過ごしください」とつづっている。展覧会では、肉筆原画の展示など、さまざまな技術を駆使した展示が行われるという。

 「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった人気マンガ。数世代にわたる個性的な悪人たちとの戦いを描いた壮大なストーリーや独特の擬音を用いた表現や立ちポーズが人気を博しており、現在は第8部「ジョジョリオン」を連載中。今年8月には、第4部を山崎賢人さん主演で実写化した映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(三池崇史監督)が公開された。

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