コミケ93:2日目の来場者は16万人 前回より1万人増加

日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット93」
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日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット93」

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)93」が2日目となる30日を迎え、約16万人が来場した。前回2日目の15万人と比べて約1万人増となったが、昨年同時期のコミケ91と比べると約1万人減少した。

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 2日目は「ガンダム」シリーズや「ラブライブ!」などアニメの同人誌を扱う約1万900のサークルが参加した。昨日に続き晴れたが、気象庁の同日の気温は正午でも10度と肌寒く、早めに引き上げる人の姿が目立った。企業ブースは、物販が最も売れる初日を終えて混雑はやや落ち着いたが、それでも「タイプムーン」などの人気のブースには長い列ができた。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、16年冬は55万人、17年夏は50万人が来場した。個人が同人誌を販売する一般ブースが中心だが、アニメなどの商業作品を扱う企業も出展。さらに大勢のコスプレーヤーが参加することも人気となっている。近年は歌手の小林幸子さんや「T.M.Revolution」の西川貴教さん、叶姉妹など芸能人も参加するなどして話題を集めている。

 31日の最終日は、コミケで最も来場者が多い傾向があり、「アイドルマスター」や恋愛ゲーム、鉄道、批評の同人誌などを扱う約1万600のサークルが出展する予定。

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