キラッとプリ☆チャン:動画サイトや自分発信、SNSごっこも イマドキの女児のトレンドを抑えた新展開

「プリティー」シリーズの新作テレビアニメ「キラッとプリ☆チャン」(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PCH製作委員会
1 / 1
「プリティー」シリーズの新作テレビアニメ「キラッとプリ☆チャン」(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PCH製作委員会

 テレビアニメやゲームが女児を中心に人気の「プリティーリズム」「プリパラ」など「プリティー」シリーズの新作「キラッとプリ☆チャン」が4月に始動することが24日、明らかになった。同シリーズを展開するタカラトミーアーツの担当者によると、YouTubeなど動画サイトが子供にも人気を集め、ユーチューバーが憧れの職業になっていることを受けて、アニメは動画サイト、自分発信がテーマになったという。アーケードゲームは、SNSのように友達同士がカードを交換することでフォロワーを増やす新システム・フォロチケを導入。SNSごっこを楽しめる。

ウナギノボリ

 「プリティー」シリーズは2010年に始動したプロジェクトで、同年に登場したアーケードゲーム「プリティーリズム・ミニスカート」は、「AKB48」をはじめとしたアイドルが子供にも人気になっていたこともあり、AKB48発のユニット・ミニスカートとコラボしたことも話題になった。14年にスタートした「プリパラ」は、友達と交換するためのカード・トモチケを導入し、子供同士がコミュニケーションを楽しめるようにして人気を集めるなど、常にアップデートしてきた。

 「キラッとプリ☆チャン」は、公式のYouTubeチャンネルに子供に人気のユーチューバー「かんなとあきら」が登場するなど動画配信にも力を入れる。動画配信やSNSなど子供には早いのでは?という声もあるかもしれないが、“イマドキ”の子供はデジタルガジェットを使いこなす。担当者は「これまでも子供のトレンドに注目して、シリーズを展開してきた。少し早いかもしれないが、動画配信やSNSも子供に浸透しつつあり、憧れている」と話しており、メインターゲットである女児の反響が注目される。

アニメ 最新記事