ヒュー・ジャックマン:“バブリーダンス”の登美丘高校ダンス部を絶賛 コラボPVに「感動しました」

ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の来日会見に登場したヒュー・ジャックマンさん
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ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の来日会見に登場したヒュー・ジャックマンさん

 俳優のヒュー・ジャックマンさんが、主演映画「グレイテスト・ショーマン」(マイケル・グレイシー監督、16日公開)のPRのため来日し14日、共演している歌手で女優のキアラ・セトルさんと共に東京都内で会見した。記者から“バブリーダンス”で話題の大阪府立登美丘高校ダンス部が、劇中の楽曲「This Is Me」に合わせてパフォーマンスした今作のプロモーションビデオ(PV)について聞かれると「本当に映像を見て感動しました」と笑顔で語った。

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 PVは、セトルさんが歌う「This Is Me」に合わせて、部員72人が壮大なダンスパフォーマンスを繰り広げる“バブリーダンス”とは異なるテイストの感動作。セトルさんは「実は、私があの映像を最初に見ました。すぐにSNSで流したいと思ったんですが、もう一度3、4回ちゃんと見て、その素晴らしさを堪能しました。その後、ヒューに見せて『本当にすごいな』と(感心して)、その後プロデューサーたちと見て涙しました」と興奮気味に語った。さらに「プレミアの初日(昨日のイベント)に、ぜひ来てほしかった。大阪の高校生で、学校があったから無理だったんですが、彼女たちのダンスは私たちの人生を変えたほど素晴らしかった」と感謝していた。

 ジャックマンさんも「ダンス部員は来られなかったんですが、作った方(コーチのakaneさんら)は来てくれて、私たちはお礼を言えた」と喜び、「映画のファンの皆さんからいろいろな動画が送られてきたり、SNSで動画を配信してくれる。(同作が)国に限らずいろんな方の心をつかんだということだと思います。特に登美丘高校は素晴らしいと感じました」と語った。

 映画は、19世紀に活動した興行師のいちずな愛とドラマチックな人生を描いている。実在の人物である空想家のバーナム(ジャックマンさん)は職を失い、失意の中、何もないところからアイデアと野心でショービジネスを生み出し、ひっそりと暮らしていた人々を勇気づけるエンターテイナーの道を歩み始める……というストーリー。「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックさんとジャスティン・ポールさんが音楽を手がけている。

 「This Is Me」は、3月5日(日本時間)に開催される「第90回アカデミー賞」で「主題歌賞」にノミネートされ、その前哨戦といわれる「第75回ゴールデン・グローブ賞」では主題歌賞を受賞した。

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