俳優のヒュー・ジャックマンさん主演のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」(マイケル・グレイシー監督)が16日に公開された。PRのため、ジャックマンさんと共演のキアラ・セトルさんが来日し、14日に会見を行った。会見の途中、セトルさんが映画の中で歌う「This Is Me(これが私)」について語る際、感極まって涙ぐむ一幕もあった。
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映画は、19世紀半ばの米国で、ショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナムの半生を描いている。ジャックマンさんがバーナムを演じ、セトルさんはバーナムがスカウトするパフォーマー、レティ・ルッソを演じる。
――この映画が世界中でヒットしている一番の要因はなんだと思いますか。
ジャックマンさん:ミュージカルで重要なのは、やはり音楽です。皆さん、音楽に恋をするのだと思います。(楽曲担当の)ベンジ・パセックとジャスティン・ポールは、この映画に関わったあと、「ラ・ラ・ランド」(16年)でアカデミー賞(主題歌賞)を受賞し、ブロードウェーでは、「ディア・エバン・ハンセン」で(2017年の)トニー賞を受賞した才能あふれるコンビです。彼らが作る楽曲は、まず、メロディーが美しく、歌詞が心に届く。家族や、自分を信じること、夢を見ること(の大切さ)を感じられる。私はこの映画を見ると、ものすごく気分がよくなります。人生を肯定しているし、未来が明るく見えてくる。この映画には、そういう効果があると思います。
――楽曲「This Is Me」を初めて聴いたときの印象と、あなた自身がこの曲から得たものを教えてください。
セトルさん:この曲を最初に歌ったのは、最後のワークショップのときで、20世紀フォックスがまだ製作に同意する前でした。私は本当に怖くて逃げ出したかった。ほかの人に代わってほしかった。でも今、隣に座っているヒューが、「君がやりなさい」と言ってくれて、マイケル・グレイシー監督も、「君に歌ってほしい」と言ってくれて。そして、手を握って、(気付けに)ウイスキーを飲ませてくれました。
私が、映画を作る中でこの曲について理解したことは、音楽はどんな言語よりも雄弁だ、ということです。言葉が音楽に乗ることで、ストーリーだけでは伝えられない感情までも伝えることができる。曲が良ければ良いほどストーリーも良くなり、さらに、ストーリーを語る上で、曲がなければ語り尽くせなかった感情的なものを伝えることができる。そういうことを感じたのです。
この曲が、私に及ぼしたインパクトについてですが、私は、このテーマについて、毎日毎日もがいています。同時に感謝もしています。この曲を聴くたびに自分が信じているもの、自分が正しいと思うこと、そして、正しくないと思うことと戦う力をもらえていると感じています。一歩ずつ自分を前進させていく、その力をもらえるような気がするのです。
ダンスを踊った登美丘高校の生徒たちを見ると、本当に希望を感じますし、自分のことを信じられるような気がします。私たちが同じ感覚を共有していると感じられ、自分がそれほど孤独ではないと思えてくるのです。
この曲が、日本にこのような形で届いていることをとてもうれしく思いますし、国籍、出身国にかかわらず、みな同じだと感じることができます。この曲は、毎日戦い続けていくことができると感じさせてくれる。倒れてもいい、また起き上がればいいのだから、ということを強く感じさせてくれるのです。
ジャックマンさん:初めてキアラがこの曲をワークショップで歌ったとき、そのときの映像は、「Keala(キアラ) This Is Me workshop(ワークショップ)」で(ネットで)検索すれば出てくるはずですが、私にとってあのときの体験は、それまでのどの体験より感動的なものでした。これまで1200万人がその動画を見ています。ぜひ、1億3000万人の日本の方々にも見てもらいたいです。
<ヒュー・ジャックマンさんのプロフィル>
1968年生まれ。豪シドニー出身。「X-メン」(2000年)のウルヴァリン役で人気スターとしての地位を獲得。それに続く「X-MEN」シリーズ(03、06、09、11、13、14、16年)、さらに「LOGAN/ローガン」(17年)に出演。ほかに、「オーストラリア」(08年)、「リアル・スティール」(11年)、「レ・ミゼラブル」(12年)、「プリズナーズ」(13年)、「PAN~ネバーランド、夢のはじまり~」(15年)などがある。2004年、ブロードウェーミュージカル「ザ・ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル部門最優秀男優賞を獲得。12年には長年の功績を評価され特別賞を贈られた。
<キアラ・セトルさんのプロフィル>
1975年生まれ。米ハワイ出身。2011年に「プリシラ」のミュージカル版でデビューし、以来ブロードウェーミュージカルで活躍している。14年には1年間「レ・ミゼラブル」のリバイバル公演にマダム・テナルディエ役で出演。16年開幕のミュージカル版「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」ではウエートレスのベッキーを演じた。映画は「幸せをつかむ歌」(15年)に続いて今作が2作目。
(取材・文・撮影:りんたいこ/フリーライター)
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