女優の加藤貴子さんが8日、東京都内で自身初の書籍「大人の授かりBOOK~焦りをひと呼吸に変える がんばりすぎないコツ~」(ワニブックス、1404円)の発売記念イベントを行った。書籍は、不妊治療を経て出産した経験などをつづっており、妊活の大変さを聞かれると「自分との対峙(たいじ)が大変でした。赤ちゃんを抱っこしている人に嫉妬があった」と明かした。
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加藤さんは44歳で第1子、46歳で第2子を出産。「ブログでは好きなように書けるが、書籍となるとお金を払うものなので、それに見合うものが書けるのか緊張があった。(妊活に悩む人などの)ストレス軽減になるならと書かせていただきました」と出版の理由をコメント。「つらいことをなかったことにするのをやめ、通院や副作用にたえている自分を褒めたり、長い時間をかけて弱い自分と向き合うことが大切だと思いました」と真剣な表情で話していた。
また、現在の子育てについては「望んで生まれた子供なので、ヒステリックにならないようにしたかったが、ガミガミ母ちゃんです」と苦笑いしていた。