ゴジラ:アニメ版メカゴジラがまさかのソフビ化 瀬下監督も驚きのクオリティー

「GODZILLA 決戦機動増殖都市」のメカゴジラのソフトビニール製フィギュア(C)2018 TOHO CO.,LTD.
1 / 7
「GODZILLA 決戦機動増殖都市」のメカゴジラのソフトビニール製フィギュア(C)2018 TOHO CO.,LTD.

 怪獣映画「ゴジラ」の劇場版アニメの第2章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」(静野孔文監督・瀬下寛之監督、18日公開)に登場するメカゴジラのソフトビニール製フィギュア(ソフビ)「マスターディテール モンスターシリーズ メカゴジラ」が、バンダイから発売されることが18日、明らかになった。価格は4968円。

ウナギノボリ

 メカゴジラは、異星人ビルサルドが開発した自律思考金属体ナノメタルによって構成された対ゴジラ決戦兵器で、板が積み重なったようなフォルムが特徴。フィギュアは全高約19センチ、全長約45センチで、ギザギザとした形状、長い尾などをソフビで再現した。“ソフビ製重質量決戦玩具開発プロジェクト(メカゴジラプロジェクト)”と銘打ち、瀬下監督、造形監督の片塰満則(かたあま・みつのり)さんの全面協力によって、劇中では見ることができない部分も立体化した。

 アニメを手がけた瀬下監督は、フィギュアのクオリティーに「ソフビの概念を超えたディテールに驚きました。再現は無理だと思っていたので。このチャレンジは伝説です。バンダイの技術の推移には(メカゴジラを開発した)ガルグもびっくりでしょうね。日本にこんなすごい企業があるんだ!って。アニメーションならではの外連味(けれんみ)のある世界を感じ取ってほしいです」と絶賛している。

 デザイン画と立体モデルの橋渡しをした造形監督の片塰満則(かたあま・みつのり)さんも「板を積み重ねたようなデザインはソフビでは表現できないと思っていましたが、見事な解釈をしてくださり、元の印象が保たれていると感じます。メカゴジラのデザインは、ビルサルドの科学技術の特性を反映しているという設定で、直角が少ないのですが、そこも再現できている」と驚いている。

 バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で18日17時から予約を受け付ける。11月に発送予定。

写真を見る全 7 枚

アニメ 最新記事