俳優の吉沢亮さんが23日、東京都内で行われた映画「猫は抱くもの」(犬童一心監督)の初日舞台あいさつに、主演の沢尻エリカさんらと出席。沢尻さん演じる主人公の大石沙織が飼っているオス猫の良男に扮(ふん)した吉沢さんは、沢尻さんとの共演に「飼い主とペットの距離感って(人間の)恋人同士より近い。嫌がられたらどうしようっていう不安があった」と振り返り、「稽古(けいこ)をしていくうちに、僕を見てくれている目が、完全に“ペットを見ている目”になって受け入れてくださった。居心地が良くて安心できた」と照れ笑いを見せた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
沢尻さんは、共演した吉沢さんとの印象深かったシーンを聞かれ「(良男に扮した)吉沢君が“キャットフード”を食べている最中に、私が話しかけるシーンなのですが、まさかのNGを私が出してしまって申し訳ないことをした。嫌な顔をせずにまた食べてくれて、なんてすてきなんだろうって思いました」と笑顔で語っていた。舞台あいさつには共演の「銀杏BOYZ」の峯田和伸さん、「水曜日のカンパネラ」のコムアイさん、犬童監督も出席した。
映画は、推理小説「猫弁」シリーズで知られる大山淳子さんの小説(キノブックス)が原作。かつてアイドルグループのメンバーで、現在は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の主人公の沙織(沢尻さん)は今の自分が好きになれずに心に孤独を抱えていた。心を許せる唯一の存在はオス猫の良男(吉沢さん)で、沙織は日々正直な気持ちを良男に話しかけていた。良男はやがて自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める……というストーリー。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…
故・坂本龍一さんが指揮をとった2014年のフルオーケストラ公演「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」の模様が映画化され、2…
俳優の今田美桜さんが11月19日、東京都内で行われた映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに、他のメインキャストと共に出席。美…
映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつが11月19日に東京都内で行われ、主演の米倉涼子さんらメインキャストが登壇。冒頭のあいさ…
11月18日に発表された15~17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、フジテレビの大ヒットドラマ「踊る大捜査線」(1997年放送開始)から始まった「踊る」シリー…