俳優の山下智久さんが11日、東京都内で行われた映画「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(西浦正記監督、27日公開)の完成披露試写会に登場。映画の見どころを聞かれた山下さんは「10年間の時を超えた絆がしっかり描かれていることと、患者さんとの人間ドラマを見ていたければ、ハートウオーミングというか、今この瞬間を生きる大切さがしっかりと伝わってくると思っています」と自信を見せた。
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イベントには新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さん、浅利陽介さん、有岡大貴さん、成田凌さん、新木優子さん、馬場ふみかさん、安藤政信さん、椎名桔平さんの豪華キャストに加え、西浦監督も参加。
同じ質問に新垣さんは「いろいろな登場人物の思いが詰まっていて、見てくださる皆さんがどこかしらで心にスッと入っていくエピソードに出会ってくれると思います」と答え、戸田さんは「映画館でヘリのプロペラの音を聞くとすごく興奮するんですね。『コード・ブルー』が映画になったら、こんなにすごいことになっちゃうんだって。そこも映画化した良さ、意味があるのかなと思います」と話していた。
また、21日に札幌と名古屋、22日に大阪と福岡の計4都市で、山下さん、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さんの5人が参加する“日本縦断ツアー”が開催されることも発表。山下さんは「10年間応援してくださったファンの皆様に、感謝の気持ちを伝えるのはもちろんですが、ファンの方々の中には、西日本に住まれている方もいると思うので、(豪雨災害の)被害に遭われた方もいると思います。その方や家族の方の痛みに寄り添うことができるように。そして1日でも早く、元の生活に戻れることをお祈りして、そういう思いで回らせてもらいます」とコメントしていた。
「コード・ブルー」は、ドクターヘリに乗り込むフライトドクターを目指す若者たちの物語で2008年7月期に放送。翔陽大学付属北部病院救命救急センターに赴任した藍沢耕作(山下さん)、白石恵(新垣さん)、緋山美帆子(戸田さん)、藤川一男(浅利さん)といった医師たちが出会い、ドクターヘリでフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉さん)とともに、ときにぶつかり、ときに助け合いながら次第に成長していく姿が描かれた。09年1月にスペシャルドラマ、10年1月期にセカンドシーズン、昨年7月期にサードシーズンが放送された。