米俳優トム・クルーズさんが18日、東京都内で行われた人気アクション映画「ミッション:インポッシブル(M:I)」シリーズの最新作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(クリストファー・マッカリー監督、8月3日公開)の来日会見に登場した。クルーズさんは、劇中で上空約7620メートルからの超高速落下スカイダイビング“ヘイロージャンプ”に挑戦しており、「2万5000フィートまで上がり、酸素をテストする。日没という設定なので、タイミングが難しい。1日に1分間しか本番を撮る余裕がない。間違えたらその日の撮影はパー。そんな撮影したことがないから、どう撮るか問題でした」と振り返った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
昨年、英ロンドンでの撮影中に距骨(きょこつ)を骨折するけがをしたクルーズさんは「骨を折りました。とても痛かったんです。壁にぶつかった途端に、折れたと思いました。しかし芝居上、カメラの前を通らないといけない。痛かったけど我慢して、カメラの前を走るところまでやりました」と当時を回顧。病院では「9カ月ぐらい(回復に)かかるんじゃないかと言われていました。私が6週間で戻りたい、と言ったら(医者は)あきれた顔で見ていました」といい、「ちゃんと6週間で現場に戻りました。それで(撮影は)走る場面です。11週間走り続けました」と笑顔で明かした。
会見では、なぜ激しいアクションに挑戦するのかという質問もあり、「キャリアを通じて、いつも自分にチャレンジする。どんな映画でもです。観客のために全力を尽くすことを主義にしています。人生を映画作りにささげています」と思いを明かし、「見てもらうだけじゃだめなんです。経験してほしいわけです、お客さんに。素晴らしい俳優たちの才能を全部つぎ込んで、娯楽を皆さんに差し上げたいという気持ちです」と語っていた。
会見には、ヘンリー・カビルさん、サイモン・ペッグさん、マッカリー監督も出席した。
「ミッション:インポッシブル」シリーズは、敏腕スパイのイーサン・ハント(クルーズさん)率いる「IMF」が凶悪組織や闇組織と戦う人気アクション映画。第6弾の今作は、イーサンらがパリ、ロンドン、ノルウェーなど世界中を股にかけ、不可能なミッションに挑む姿が描かれる。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…
故・坂本龍一さんが指揮をとった2014年のフルオーケストラ公演「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」の模様が映画化され、2…
俳優の今田美桜さんが11月19日、東京都内で行われた映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに、他のメインキャストと共に出席。美…
映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつが11月19日に東京都内で行われ、主演の米倉涼子さんらメインキャストが登壇。冒頭のあいさ…
11月18日に発表された15~17日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、フジテレビの大ヒットドラマ「踊る大捜査線」(1997年放送開始)から始まった「踊る」シリー…