今週シネマ:28、29日公開の映画 「散り椿」「夏目友人帳」「ガルパン」「DTC -湯けむり純情篇-」…話題作が続々

映画「散り椿」のビジュアル (C)2018「散り椿」製作委員会
1 / 1
映画「散り椿」のビジュアル (C)2018「散り椿」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。28日には、人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の映画「散り椿」(木村大作監督)、「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ映画「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」(平沼紀久監督)が公開。29日には、アニメ「夏目友人帳」の初長編劇場版「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」(大森貴弘総監督、伊藤秀樹監督)、劇場版アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン) 第63回戦車道全国高校生大会 総集編」(水島努監督)が公開される。

 「散り椿」は、葉室麟さんの同名小説を、同じく葉室小説の映画化作「蜩(ひぐらし)ノ記」(2014年)で監督・脚本を務めた小泉堯史(たかし)さんが脚色した。先ごろカナダで開かれた第42回モントリオール世界映画祭では、グランプリに次ぐ審査員特別賞を受賞した。岡田さん演じる主人公の浪人・瓜生新兵衛が、病に倒れた妻の篠(麻生久美子さん)への愛と正義を貫く姿を描く。撮影も担当した木村監督の、富山、滋賀や長野でのこだわりの全編オールロケ映像や、岡田さんが殺陣師の久世浩さんと作り上げた、今までの時代劇とはひと味違う殺陣を堪能できる。

 「夏目友人帳」は、月刊マンガ誌「LaLa」(白泉社)で連載中の緑川ゆきさんのマンガが原作。劇場版アニメは、08年から6度テレビアニメ化された人気シリーズの初の長編オリジナルエピソードとなる。妖怪が見える主人公・夏目貴志と自称用心棒のニャンコ先生、さまざまな人々や妖怪との交流が描かれる。テレビアニメ同様、派手さはないが心に残る温かなストーリーはもちろん、3匹に分裂する可愛らしいニャンコ先生にも注目だ。テレビシリーズ同様、夏目の声を神谷浩史さん、ニャンコ先生を井上和彦さんが担当。ゲスト声優として俳優の高良健吾さん、お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さんと西村瑞樹さんが出演している。

 「ガールズ&パンツァー」は、戦車で戦う「戦車道」が華道や茶道などと並んで“たしなみ”とされる世界を舞台に、少女たちが力を合わせて戦車道の全国大会優勝を目指すアニメ。今回の「ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編」は、テレビシリーズ全12話とOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)「これが本当のアンツィオ戦です!」を、主人公・西住みほらが振り返る形で再編集されている。会話シーンは重要部分を除けば大幅に凝縮されている。代わりに、当時の映像と共に、みほら「あんこうチーム」の面々がナレーションで振り返っていくという、おつな演出で楽しませてくれる。声優として、渕上舞さん、尾崎真実さん、茅野愛衣さん、中上育実さん、井口裕香さんらが出演している。

 「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」は、「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の山下健二郎さん演じる山王連合会のダン、「劇団EXILE」の佐藤寛太さん演じるテッツ、「EXILE/FANTASTICS」の佐藤大樹さん演じるチハルの「DTC」がバイクで向かった温泉街で巻き起こる騒動を描く。男たちの友情と戦いを迫力のアクションで描いてきた「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフだが、これまでの熱すぎるほどの世界観とは正反対のほんわかムードの中で物語は進んでいき、3人の軽妙な掛け合いが心地いい。見どころはDTCと縦笛兄弟のコラボ。いろいろな意味で圧倒される。普段は歌わない山下さんらの貴重な歌唱シーンも見逃せない。

映画 最新記事

MAiDiGiTV 動画