五木あきら:人気コスプレーヤーが女優デビューで初主演 ホラードラマで謎のヒロインに

ドラマ「戦慄女子 キャンプ女編」で主演を務めるコスプレーヤーの五木あきらさん (C)エンタメ~テレ
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ドラマ「戦慄女子 キャンプ女編」で主演を務めるコスプレーヤーの五木あきらさん (C)エンタメ~テレ

 人気コスプレーヤーの五木あきらさんが、CS局「エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ」のホラードラマ「戦慄女子 キャンプ女編」でドラマ初出演を果たし、初めて演技に挑戦することが16日、分かった。オムニバスドラマの1編で、五木さんは主演を務める。

 五木さんは、キャンプ場に訪れた4人の若者たちの前に現れ、不思議な現象を巻き起こす謎のヒロイン・ラビを演じる。銀髪姿の五木さんを収めた場面写真も公開された。

 これまで演技の仕事のオファーはあったが、全て断っていたという五木さん。同作への出演の決め手は、「ホラーが大好き」だからといい、「ホラーは非日常の世界を楽しめます。殺人鬼や幽霊に追われて、キャーキャー言うのって、普通の生活ではあまりないですよね? なので、やってみたいなと思いました」と明かしている。今回演じるラビは、藤田真一監督の「五木さんはコスプレーヤーなので、コスプレ要素のあるキャラクターを演じてほしかった」という意向で、五木さんのために用意されたキャラクターだという。

 五木さんは今回初めて演技を経験し、「表情や仕草だけで、ラビのミステリアスな雰囲気を出すのが、難しかったです。他の役者さんたちの演技の迫力に気圧(けお)されて、一気に緊張感が高まりました。これは頑張らないといけないと思いました」と振り返り、「役者さんたちは、本番スタートの声がかかると、声も表情もコロっと変わります。それがとてもかっこよかったです。演技ができるのってすごいですよね。私もそうなれるように、もっともっとお芝居の勉強しようと思いました」と意欲を見せている。

 続けて「コスプレーヤーが、2.5次元の舞台やドラマに出られるようになるといいですね。2.5次元は演技ができる役者さんが出演されていますが、役者のみなさんも見た目はキャラクターに似せていて、コスプレに近い部分もあると思います。私たちコスプレーヤーが、きちんと演技を勉強して、キャラクターをきちんと演じられるようになれば、別のフィールドでも活躍ができて、幅が広がりますよね」とコスプレ界のことにも話は及んだ。

 「戦慄女子 キャンプ女編」は、27日の午後10時半~11時放送。

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