呪術廻戦 死滅回游 前編
第50話「死滅回游について」
1月15日(木)放送分
人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版最新作「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」(吉沢俊一監督)が30日公開される。1979年の第1作「機動戦士ガンダム」放送開始から来年2019年で40周年の同シリーズ。新プロジェクト「UC NexT 0100」が始動し、ハリウッド版が製作されることも話題だ。「ガンダム」は既に日本を代表する人気コンテンツの一つ。これまでのファンだけでなく、若い世代にもアピールし、世界展開も、という。「ガンダムNT」を手がけるサンライズの小形尚弘プロデューサーに、新プロジェクトやシリーズの未来について聞いた。
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「ガンダムNT」は「機動戦士ガンダムUC」に続く物語だ。「UC」は、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)が2010~14年に発売されたほか、劇場公開された。16年にはテレビアニメ版も放送され、幅広い層に受け入れられた。
「『UC』は元々、ファーストガンダムを見ていた世代にもう一度ガンダムを見てもらいたかった。当時、今とはアニメ業界の状況が違い、ハードな作品を作るのが難しかった。大人が見ても堪えうる、骨がしっかりした作品を作りたかった。30~40代をターゲットに作っていたのですが、テレビで放送できたこともあって下の世代にも広がりました」
「ガンダムNT」の製作が発表された今年4月、同時に「UC NexT 0100」という新プロジェクトも発表された。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を一つのターニングポイントとして、宇宙世紀の次の100年を描く。アニメだけでなく、マンガや小説、ゲームなども展開していくという。新しいファンを獲得するためのプロジェクトでもある。
「『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や『ガンダムビルドダイバーズ』のように、新しい層に向けた作品もありますけど、宇宙世紀の作品でもそういうことをやっていかないといけません。同じファンだけが、同じように楽しむのは、コンテンツとしてはあまりよろしくない。次の世代にどんどん見てもらえるようにしなければいけない」
「ガンダム」といえば富野由悠季監督を思い浮かべる人も多いかもしれないが、さまざまなクリエーターがさまざまな作品を生み出してきた歴史がある。小形プロデューサーは「UC NexT 0100」も同じく「クリエーターは一人ではない。違うクリエーターが違う媒体で宇宙世紀を描いてもいい。その懐の深さがある」と考えている。
「富野さんもおっしゃっていますけど、若いクリエーターにはガンダムを利用してどんどん有名になってもらい、自分の作りたいものを作ってもらいたい。それを支えることのできる器のある作品だと思っています。これからの『ガンダム』はいろいろなことに挑戦していかないといけないという意識がある」
「ガンダム」には、さまざまな解釈があってもいいという柔軟な発想で作られてきたから息の長い作品になったところもある。
「富野さんの功績でもあります。自分自身も中2の時に『逆襲のシャア』を見て、アムロとシャアの決着がつくと思っていたのですが、よく分からなかった。だから卒業できなかったんです(笑い)。ガンダムがほかのコンテンツと違うのは、終わっていないところ。『逆襲のシャア』で決着がついていたら、僕はここにいない。そういうクリエーターがたくさんいると思います。時代だったり、クリエーターによって料理の方法が違ってもいいと思うんです。『NT』も解釈の一つです」
◇2、3世代で楽しめるコンテンツに
「ガンダム」はハリウッドで実写映画化されることも発表されている。既に海外でも人気だが「特に欧米での知名度はまだまだ」という。
「日本の巨大ロボットの独特の文化は、まだ世界に広がっていない。ハリウッド版が突破口になるとも考えています。今後はハリウッド版に向けて、世界中の人がもっとガンプラを買えたり、ゲームで遊んだり、作品を見ていただける状況を作らなければいけない。中国でもガンプラは売れていますが、認知度が高い方ではない。まだまだ広がる可能性があります。世界中の子供にも見ていただけるようなガンダムも作っていき、2世代、3世代で楽しめるコンテンツを提供していきたい」
「ガンダムNT」は47都道府県で上映するほか、世界に向けて発信していき、「世界のガンダム」になるために下地を作る。「ガンダム」の挑戦はまだまだ続く。
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