星野之宣×諸星大二郎:2人の作品の違いとは? 内へ内へ、外へ外へ 「ビッグコミック50周年展」でトーク

「星野之宣×諸星大二郎~ふたつの宇宙、その中心に迫る~」に登場した星野之宣さん(左)と諸星大二郎さん=小学館提供
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「星野之宣×諸星大二郎~ふたつの宇宙、その中心に迫る~」に登場した星野之宣さん(左)と諸星大二郎さん=小学館提供

 「ブルーシティー」「宗像教授伝奇考」などのマンガ家の星野之宣さんと「妖怪ハンター」「西遊妖猿伝」などのマンガ家の諸星大二郎さん、マンガ評論家の夏目房之介さんが11月25日、川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区)で開催中の展覧会「ビッグコミック50周年展」でトークイベント「星野之宣×諸星大二郎~ふたつの宇宙、その中心に迫る~」を開催した。星野さんと諸星さんは友人だといい、創作の秘密を明かしたほか、互いの印象などについて語った。

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 諸星さんは自らの作品について「創作物に責任なんかとっていられない」とコメント。星野さんは、自身と諸星さんの作品の違いを「諸星さんには、その世界の内へ内へと入り込んでいく感覚があり、私には、その世界の外へ外へと広がっていく感覚がある」と分析した。

 トークイベントの詳細は2019年1月25日発売の「ビッグコミック」(小学館)19年3号に掲載される。諸星さんの「諸星大二郎劇場」第2巻が19年1月30日発売。星野さんが「ビッグコミック」で連載中の「海帝」の第1巻が発売中。

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