安室奈美恵さん:引退決断の裏に「声帯」 ファン衝撃も「歌い続けてくれてありがとう」「ずっと大好き」

「平成史スクープドキュメント 第4回 『安室奈美恵 最後の告白』」の一場面 (C)NHK
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「平成史スクープドキュメント 第4回 『安室奈美恵 最後の告白』」の一場面 (C)NHK

 昨年9月に引退した安室奈美恵さんにスポットを当てたNHKスペシャル(Nスペ)「平成史スクープドキュメント 第4回 『安室奈美恵 最後の告白』」が20日、放送され、引退前に行われたというインタビューの中で、7年前に声帯を壊していたことを明かし、ファンに衝撃を与えた。

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 安室さんは絶頂期に引退を決断した理由を聞かれると、「ファンの皆さんの中に『いい状態の安室奈美恵』を思い出として残してほしいなって。一つのゴール地点はそこだった」と話しつつ、「ちょっと声帯もいろいろと壊してしまって、そういう不安もあったりもしていたので。そろそろ声帯も限界なのかなとか、声もうまく出ないなとか、そういうのもあったので」と告白。

 視聴者から「声帯壊してたなんて分からなかった」「初めて知った」「衝撃だった」と驚きの声が多数上がったが、「プロとして弱さは見せない姿勢に感動」「そんな中でもやり続けてきた安室ちゃん、すてきです」「それでも、歌い続けてくれてありがとう」「この先もずっと大好きです」とSNSは感謝の言葉であふれた。

 「平成史スクープドキュメント」は、平成と共に30年間歩んできたNスペが、平成を象徴する“事件”や“出来事”に光を当て、新証言と新資料によって掘り下げながら平成という時代を見つめていく大型シリーズ。

 番組では、「日本で最も売った男」小室哲哉さんと「平成の歌姫」安室奈美恵さん、音楽とダンスを愛した2人のアーティストが、平成という技術革新が続き、価値観が激しく揺れ動いた時代の中で、何を生み出し、何を大切に生きようとしたのかを映し出す……という内容で、安室さんは小室さんとの出会いから、トップアーティストに駆け上がってからの無我夢中の日々、その後の葛藤や挫折を経て、自分にとって一番大切なことに気付き、「平成の歌姫」となるまでを振り返った。

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