芦田愛菜:ラジオドラマ初挑戦「すごい緊張」 広末涼子&佐藤隆太の娘役 NHK-FMで2月2日放送

2月2日放送のラジオドラマ「エンディング・カット」に出演する(左から)広末涼子さん、芦田愛菜さん、佐藤隆太さん (C)NHK
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2月2日放送のラジオドラマ「エンディング・カット」に出演する(左から)広末涼子さん、芦田愛菜さん、佐藤隆太さん (C)NHK

 女優の芦田愛菜さん、広末涼子さん、俳優の佐藤隆太さんが出演するラジオドラマ「エンディング・カット」(NHK-FM)が2月2日に放送される。芦田さんは今回がラジオドラマ初挑戦。「本当に、あっという間だったので名残惜しいというか。もっとお二人とお芝居させていただきたかったです。私すごい緊張していて」と明かしつつ、「新鮮なことだらけで面白かったです。アフレコとはちょっと違って、絵もない状態で場面を想像してもらわないといけないのが難しいなと思いました」と振り返っている。

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 ドラマは、美容師が亡くなった人の髪を遺族の依頼でヘアーセットし、故人をしのぶため、遺族にその人らしさを思い出してもらう最後の時間を生み出す、“エンディング・カット”が題材。美容師の父親(佐藤さん)と“エンディング・カット”を勧めた母親(広末さん)、そのことに嫌悪感を持っている中学生の娘(芦田さん)が登場し、人の死に向き合おうとする親子を描く。

 佐藤さんと広末さんの娘を演じた芦田さんは、「お二人の声を聞いているだけで、その世界が想像できて、自然に引き込んでくださるというか、まるで乗り移ったかのようにお芝居している感覚が全然なく、本当にその役になりきってできました」とコメント。広末さんは芦田さんの声の演技について「感情の乗せ方や受け止め方が的確で、この年頃特有の反抗期的なせりふとか、独特な現代っ子の部分もちゃんと出していた」といい、「それって私たちだとできないことなので。聞いていて納得しながら私も感情が自然と入ってすごく楽しかったです」と共演を楽しんだ様子。

 「エンディング・カット」という仕事について芦田さんは「最後に、生きているときと同じような姿で亡くなった人と家族がちゃんと向かい合うことができる。そんな時間を作るお仕事ってすごくすてきだなって思いました」という印象を抱いたようで、「最初は、お父さんがエンディングカットという仕事をしていることを受け止め切れていなかった(娘の)結が、受け止められるようになるまでの葛藤にも注目していただきたいですし、エンディングカットっていうすてきなお仕事があるっていうことを知っていただくきっかけになればいいなって思います」とも語っていた。

 ドラマは、NHK-FMで2月2日午後10時~同50分に全国放送され、ラジオアプリ「らじる☆らじる」で2月4日正午~11日正午に聴き逃し配信される。

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